怪文書

オタクに幸あれ

ベストオブ『ドリフェス!』新語流行語大賞2022

 このベストオブ『ドリフェス!』新語流行語2022は、2021年末~2022年12月頃までに新出または流行した『ドリフェス!』関連語のうち、最もサイコー超えてる語を選ぶ企画である。自由回答のアンケートでノミネート語を選出したのち、8語での決選投票を実施し、2022年のドリフェス!を象徴するとも言える一語を決めた。

 

 2022年のベストオブドリフェス!新語流行語最優秀賞はこちら。

ドリフェス!サイコー超えてえる!ミラクルオーケストラステージ」の略称。アニメやゲーム作品のオーケストラコンサートが増えた昨今、それらの多くは「オケコン」と略されるなか、ドリフェス!たちは「ドケコン」と呼び名をつけた。正式名称にはコンサートという語は使われていないにも関わらず、「ド(リフェス!サイコー超えてる!ミラクルオー)ケ(ストラコンサート)」+「コン(サート)」呼びをしているのが唯一無二ジャンル・ドリフェス!らしい一語である。

 そして何よりも、4年振りの現場であったことが最優秀賞たる一番の理由ではないだろうか。大切なアイドルたちがDFジャケットを着た姿。新規のセリフ。生演奏で蘇る名場面の数々。随分遅れてやってきた10月22日。「ドケコン」は2022年を表す語であり、その先の未来をも示す語でもあったと思う。

 

コメント

●アニメ放送終了から時が経っても、コンテンツ休止から時が経ってもオケコンというイベントを開催してくださった事、ドリフェス!の音楽に携わってくださった方々やキャストのみんなが今なおドリフェス!のために集まってくださった事、延期を乗り越えて開催できた事、なにもかもが奇跡のような一夜だった

●2枚目のアルバムは正直悲しくて全然聴けてなかったんですけど、ドケコンで聴いたことで良い曲だな、どれも本当はポジティブな曲だったんだなと受け止めることができて、最近たくさん聴いています!ドケコンを通して色々と改めて前向きになれて、すごく良いイベントだったと思います。現場があるってサイコー超えてる!って感じました。

 

 また、「延期前にユニットごとのブロマイドの情報が出ていたはず」とのコメントもあった。今のところ続報は出ていないので、スタッフさんが思い出してくれることを願う。

 

その他のノミネート語

こせん【古銭】

 ドリカの赤ちゃんについてきたストッパーのこと。古銭のような形をしていたことからこう呼ばれるようになった。

 



どーとばっぐ【「ド!」ートバッグ】

 みんな大好き「ド」の文字でエクスクラメーションマークを象ったトートバッグ。公式による正式名称である。

 

どんぶり【丼】

 今年も発売された高級コラボどんぶり。食器棚がマグカップとどんぶりばかりなので、そろそろ平皿も欲しいところ。

 

ぬりえぶっく【ぬり絵ブック】

『これであなたも色彩さん!ぬり絵ブック』のこと。子ども向けジャンルのようなグッズだがしっかり大人向けの塗り絵となっており、目や髪の色指定が細かく、100色色鉛筆などがないとできない気がする。老後のレクリエーション用に。

 

ひだりうえ【左上】

ドリフェス!!サイコー超えてる!アニメ原画展」において、佐々木純哉の誕生日を記念した展示コーナーの左上にあった原画のこと。諸々がギリギリだった、ドリフェス!1話21分20秒頃の「天宮……奏……」のシーンである。原画への書き込みにより、このシーンは佐々木家のバスルームであることが明らかになった。

 

コメント

●あんなに裸祭りが好きなのにいざ公式からガチの裸をお出しされると若干の戸惑いと照れが混じるドリフェス!のみなさんが面白かったです。

 

ぬいぐるみふぇいすかんばっじ【ぬいぐるみフェイス缶バッジ】

 宇宙一かわいい缶バッジのこと。ふかふか。

コメント

●毎日見ているぬいたちの顔が缶バッジいっぱいの大きさになるといつもと違う愛おしさが心に溢れてきます!

 

まとめ

 原画展、オーケストラコンサートという大きなイベントがあった2022年。新語・流行語もそれらに関連したものが多くなった。世の中だけでなく作品を取り巻く様々なことも変わった6年間を経て、また新しい「明日」を迎えられたことに感謝し、2023年を迎えに行きたいと思う。

 

■関連記事