丸井くんはマジでカッコイイ
丸井くんはカッコイイ。
関東大会決勝D2戦を改めて読み返していたら、「丸井ブン太はカッコイイ」という思いが、胃の奥のほうからぶわっと湧き上がってきた。腹の奥からじわじわせり上がってきたものが喉のあたりでパァッと霧散するような、爽快感のある気持ちなので、横隔膜のあたりをキュッとしめつけ呼吸がしづらくなる「萌え」とは異なる感情なのだと思う。とにかく丸井くんはマジでカッコイイ。
丸井くんのカッコよさを語る上で欠かせないのは関東大会決勝D2戦。先日、「あなたが選ぶテニプリベストゲーム」のアンケート*1が行なわれていたが、私にとっての「ベストゲーム」は、まさにこの試合だ。
立海の強さを、青学が痛烈に実感する決勝初戦。冒頭から桃城の作戦を挫き余裕を見せ続ける丸井と、海堂との持久戦を真っ向から受ける桑原の圧倒的な力は、青学にも読者にも絶望感を与えた。
そんななか、精神的にも肉体的にも全く敵わない王者に必死で食らいつく青学の勇ましさ。本来のプレーができない海堂をカバーする桃城の姿は、聖ルドルフ戦でのゴールデンペアを彷彿とさせ、彼らがしっかりと“ダブルス”をしていることがわかる。千石にダンクスマッシュを打たれたことのある桃城と、桑原にポール回しを打たれた海堂の反応も秀逸な対比になっている。また、かつて「体力で勝つ」と言った桃城と、「精神力で勝つ」と言った海堂だが、ここで、桃城は精神面の勝負に強く、海堂は体力で戦おうとする逆転現象が起こっていることも見逃せない。
スコアだけ見れば6-1と大差だ。しかし、試合前に「どうしても奴らに一泡吹かせたい」「同感だな」と言っていた桃城と海堂が、その言葉通り、観客を「ここに来て全くの互角!?」「王者立海相手にこれほどやるとは…」と感嘆させ、丸井に「つい本気になっちまったぜ」と思わせた。最後の一球がネットだったときの丸井の表情から明らかなように、一瞬だけでも立海を脅かしたのだ。その結果が、丸井と桑原がパワーリストを外したことと、真田が「全員パワーリストを外せ」と言ったことだ。青学など歯牙にもかけないつもりでいた立海の余裕の姿勢がわずかにゆらぎ、王者の牙城が崩れはじめた。その流れを、息つく暇もない試合展開と爽やかさを残す結末で描いた最高の試合が、関東大会決勝D2である。この時期の絵は安定して美しいことも加えて、珠玉の試合のひとつと言えるだろう。
どう頑張っても文字だけでは魅力を伝えきれないので、とにかく今すぐこの試合を読んでほしい。 そして感じてほしい、許斐先生の演出力の高さを。
本題から逸れてしまったが、私は、テニスをしている丸井くんの一番カッコイイところは「余裕」と「冷静さ」だと考えている。
桃城から「パワーリスト外して貰えませんかね」と言われたとき、それを受け入れないのは当然として、拒否するのではなく、「外させてみろ」と答える器の大きさ。海堂にブーメランスネイクを打たせたとき、海堂との持久力勝負で機会を待っていたときの、桑原への信頼。その場しのぎの動きをするのではなく、試合を俯瞰で見られる肝の太さ。新テニならば、遠野のギロチンをくらった直後の態度や、ドイツの強さを目の当たりにしたときの「仕方ない」発言。
それが、許斐先生をして「かわいい系の顔をしているんだけど、セリフは何気に男っぽくするよう意識しています」*2と言わしめる男・丸井ブン太。
「冷静さ」については、20.5*3 (関東大会決勝D2の決着がついていなかった時期に編集)には記載されていないが、40.5*4(全国大会決勝D1前に編集)では言及されている。20.5と40.5では書かれている内容がだいぶ変わっているので、関東大会決勝D2の一戦を通して、丸井の冷静さが表現されたといえる。また、「余裕」については、新10.5*5で「普段は余裕のあるプレイを心がけている」と書かれている。
実力に裏付けされた余裕があり、その余裕を揺るがされるようなことがあっても、あまりそれを表に出さなず、飄々としていられる。そして、物事を冷静に見極め、瞬時に的確な行動を取れる。すべて、彼が精神的にも身体的にも強いからこそできることだろう。
マジでカッコイイ男なのだ、丸井くんは。
*1:https://twitter.com/All_tenipuri_ev/status/882058657030062081
*2:
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*3:
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『新テニ』アオリ文グランプリ
コートを伝う白石の絶頂(エクスタシー)!!
これは『テニスの王子様』Genius315「完璧なる男」最終ページのアオリ文である。全国大会準決勝S3において、白石の円卓ショットが決まった場面に書かれていた。出た当時は何がなんだかわからず非常に混乱したことを覚えているし、10年以上経った今でも全く意味のわからない文である。だが、伝わる。言いたいことは伝わってくる。
アオリ文というのはそういうものだ。読者の関心を惹く何かを感じさせることが第一。雑誌連載時にあるアオリ文は、単行本には掲載されない。そういった刹那的な面もあるせいか、時には漫画本編にある台詞よりも印象に残る名言が出てくる。これらが読者の心を煽っている。『新テニスの王子様』のアオリ文も例外ではない。
そこで今回、ジャンプSQ.本誌掲載時のアオリ文をまとめ、特に心を打つものを選出した。
新テニのアオリ文は、1ページ目、表紙、最終ページに書かれている。ただし、物語の展開上余計な言葉はないほうが良い場合、省かれることもある。また、1ページ目と表紙が一緒の場合もある。2009年4月号の第一話から振り返っていくので、ぜひお手元に『新テニスの王子様』1~20巻をご用意いただき、漫画と合わせて確認してほしい。
1.アオリ文一一覧
2009年
3月から連載が始まり、同士討ちでの負け組合宿まで。8月には許斐先生がファーストシングルCDを発売、9月にはテニプリフェスタがおこなわれた年だ。
第1話最終ページには「強者(とも)、遠方より来る――!!」。越前がアメリカから戻ってきたシーンに論語をもじったアオリ文。また楽しからずや。
第4話の「鬼の金棒にはガットが2本!?負けられない!!」も絶妙。名前が鬼だからってラケットを金棒呼ばわり。鬼と対戦する桃城が、この回のタイトルで「桃太郎」と表現されているところまで含めての素晴らしさだ。
「あの日々に報いるため!友への一打に迷いなし!!」は、第9話、五感を奪われた真田を幸村が容赦なく攻める場面でのアオリ文。ストーリーと相まってしみじみと感じ入る一文となっている。
2010年
負け組の特訓、5番コートと3番コートの総入れ替え戦が描かれた2010年。
「地に堕ちた栄光と誇りのレギュラージャージ…!!」は、第19話で、中学生が堀った穴にジャージを埋められたシーン(のちにジャージは埋められていなかったことが判明)。「地に堕ちた栄光と誇り」は、ジャージだけでなく負け組中学生の存在そのものを表してもいるのだろう。
第33話「白石の包帯に隠された腕には黄金のガントレットが!この事態、毒か薬か…!?」の「毒」と「薬」は、当時おこなわれていた白石のライブツアーと掛けられている。キャラクターソングやミュージカルナンバー、その他のメディアとの共存もテニプリの面白さだ。
続く第34話「白石の巧みな話術で悪魔化の危機を脱した切原!華麗に羽ばたく姿は、悪魔なんかじゃない――!」も、集英社だからこその文だ。
2011年
年明け早々にテニプリフェスタ2011がおこなわれ、9月には劇場版公開となったこの年。原作では総入れ替え戦が終了し、Genius10らU-17一軍が登場した。
跡部-入江戦は秀逸なアオリ文が多く、許斐先生も、担当編集に「最近のアオリすごく良いよね」*1と言うほどであった。跡部王国の完成に関する「跡部王国建国の花火が上がる!!」「新しい国が生まれた…!!」「傷だらけの戴冠式!!」は特に素晴らしい。跡部関連に気を取られがちだが、第40話「入江、失意の彼方へ!!」は、入江の名前「奏多」と「彼方」が掛けられている優れた一文。
また、前年の白石に続き、第52話の「底知れぬ能力…これはまだ神の子の序章(プロローグ)――!!」も、この時期に開催された幸村のライブツアーと被せたアオリ文となっている。
2012年
1月から3月まで、新テニの地上波アニメが放送された2012年。跡部・仁王-越知・毛利、石田-渡邊、丸井・木手-君島・遠野の試合が展開された。
この年のアオリ文は状況説明が多く、高評価できるものは少なかった。
2013年
テニプリフェスタ2013がおこなわれ、さまざまな場面で高校生陣の活躍が目立つようになってきた一年。
この年、最も人々に衝撃を与えたアオリ文は第102話の「亜久津の気持ちは"I love tennis"…!!」だろう。この陰に隠れた第101話冒頭の「荒れる亜久津」も見逃せない。
そして、第105話「焦りから自らのラケットで亜久津を殴打してしまった真田…一方、リョーガに渡されたラケットは鬼が使用していた十字ガットで…!?」は、単純な状況説明でありながらも、任侠サスペンスドラマが始まりそうな一文となっており、なかなか味わい深い。
2014年
森永製菓とのコラボレーションやSQ.ジャックなど跡部がフィーチャーされた一年だったが、原作ではリョーマが目立っていた。徳川と平等院の試合中は、平等院の圧倒的な強さを表現したアオリ文が多い。
第112話、初対面の越前兄弟を打ち解けさせるために「テニスをやれ」と、南次郎が勧めるシーンには「越前南次郎流子育て術…!!」。テニプリはもともと父と子から始まった物語だったことを思い出させてくれる一文だ。
2015年
舞台はオーストラリアへ移り、U-17プレワールドカップが始まった。一挙4話掲載が続いたため、この年はアオリ文も豊富である。
「デュークの開幕ホームランで敵(ドイツ)を一蹴!!」のアオリ文が掲載されたのは、ドイツ代表をデュークホームランで観客席まで吹き飛ばした第141話。テニスには逆転ホームランも開幕ホームランもあった。
第150話の「王国陥落…」は、ドイツ代表となった手塚に跡部が敗北する場面。この四文字だけで、跡部が負ける事態の大きさがわかる。
9月号はほぼTUBEに持って行かれているのだが、なかでも第154話「テニスよ逃げないでくれ~」*2 、第155話「ツベ共和国の独断場(ライブ)は終わらない… 」(※おそらく「独壇場」の誤り)、「TUBEさん30周年おめでとうございます!!」は、もはや何を読んでいるのかわからなくなる異様な文だ。
2016年
許斐先生のソロライブに始まり、テニプリフェスタ2016の開催、劇場版新作の制作決定と、漫画以外の展開も非常に多かった2016年。ドイツ戦が終わり、W杯の本戦が始まった。5月に担当編集が変わったため、アオリ文の雰囲気も大きく変わっている。
「死に場所」と書いて「ポーチ」と読ませる第169話の「幸村が死に場所(ポーチ)へ…!?」。卓越した発想力である。
遠野・切原ペアに関するアオリ文も印象的なものが多い。特に第189話の「割られたのはプライド!?遠野篤京に有罪判決――!!」、第190話の「青い空 白い雲 赤い処刑台(テニスコート)――…」「割腹と介錯で完遂…This is HARAKIRI!!!!」は秀逸だ。
オーストラリア戦で印象的なのは、第195話「常勝の海より龍虎立つ チーム”竹”出陣――!!」や、第199話「千の逆境にも立ち向かおうぞ。たった一人戦友(とも)がいれば…」。担当編集が変わってから、意味のある文学的なアオリ文が増えた。
2017年
今年はまだ半分終わったところだが、第208話の冒頭「真夏の豪州にブリザード警報――!! 」や、最新号217話の「僅かに残る希望の芽を彼は摘みに来た…」など、良いアオリ文が見られる。第216話の「4手のためのテニスソナタ…開演!!!!」は、感嘆符が4つ並んだところにもこだわりを感じられる秀逸な一文だ。
2.インパクト部門 ベスト3
亜久津の気持ちは"I love tennis"…!!
さすが大石…すでに日本代表の母…
優しすぎるぞーーっ!!
かつて、有名な文豪が「I love you」を「月が綺麗」と和訳することに趣を見出だした。「亜久津の気持ちは"I love tennis"…!!」は、千石清純の「今夜は月が綺麗だなぁ」という台詞を受けてのアオリ文である。敢えて「"I love tennis"」と書くことで、「今夜は月が綺麗だなぁ」に対する読者の混乱を緩和させた。
「さすが大石…すでに日本代表の母…」は、ドイツの情報を見るために「よーし!!みんなで大石の部屋に集合だ!!!」となる場面での一文。大石が「青学の母」と呼ばれていたのは、手塚や他の部員をフォローする穏やかな性格が、(ステレオタイプの)母親を連想させたからだろう。ここで「日本代表の母」と書かれたのは、朗らかさや器の大きさゆえか。
デュークバントと同じ画面に掲載された「優しすぎるぞーーっ!!」。ほぼ上半身裸のマッチョがドロップショットを「バント」と呼んで打つところに「優しすぎるぞーーっ!!」。さらに、次の第148話での、平等院の「デュークの本来のテニスは優しい小技だ」にうまくつながっている。汎用性が高い点もポイントが高い。
以上が、『新テニ』アオリ文インパクト部門のベスト3だ。
3.新テニアオリ文グランプリ ベスト3
語感の良さ、表現の美しさ、漫画との親和性を考慮し、2017年7月2日時点でのベスト3を決定した。
徳川と平等院の試合に「井の中の蛙大海を知らず」を掛けたアオリ文。徳川が漕ぎ出した海には海賊の平等院が待ち構える。その圧倒的な力の前に、己の未熟さを思い知らされるというものだ。シンプルだがわかりやすく、粋だ。
ちなみに「音速」のルビは「おんそく」だったが、あえて「マッハ」と書かなかったところに情緒を感じる。「コートに差す光」は高速のサーブを指しているが、越知月光の名前にも掛かっている。こんな解説をすると趣が薄れてしまうが、言及せずにはいられないほど巧みに、越知月光に関するキーワードを含めている。
美しい、その一言に尽きる。「常勝」「立海」を絶妙に組み込んだうえで、幸村と真田を龍と虎になぞらえ、まとめあげた一文。龍虎といえば、武田信玄と上杉謙信がそう例えられることで有名だ(龍と虎どちらがどちらか、という話には諸説あるらしい)。風林火山を使う真田と、仲間でありながら好敵手でもある幸村を、武田と上杉、ひいては龍と虎に見立て、「出陣」させる。『新テニ』アオリ文の傑作だと言えるだろう。
4.まとめ
『新テニ』のアオリ文は本当に面白い。まとめて見ると、「成す術なし」「牙城を崩す」などの表現がよく出ており、戦況の悪いところから逆転する、スポーツ漫画の王道をきちんと描いているのだと改めて実感させられた。
アオリ文グランプリの選考は困難を極めた。その中で傑出していた3つを個人的に選んだが、気付けていない名アオリ文もあると思うので、上に載せた一覧表でこれはと思うものがあれば教えてほしい。
アオリ文の出典はすべてジャンプSQ.各号本誌です。協力してくださった雨宮さん・ジュネ助さん・うみさん、ありがとうございました。
*2:
2017年6月18日(日)新テニスの王子様オン・ザ・レイディオ
許斐先生のオタクによるメモです。
6月後半パーソナリティ:皆川純子さん(越前リョーマ役)・杉本ゆうさん(遠山金太郎役)
マンスリーゲスト:許斐先生
オープニング
杉本「今月のマンスリーゲストはこの方」
先生「こんばんは、許斐剛です」
皆川「新テニスの王子様の原作者、許斐剛先生です。3週目突入です」
拍手
皆川「やあやあやあお久しぶりです先生、テニフェス以来ですね」
杉本「そうですね」
先生「ラジオでは1年ぶりだね」
皆川「でも先生、もう必ず毎年出るようになってきましたね」
杉本「恒例の」
先生「前は7年くらい空けてたのにね」
皆川「そう、ブランクがあったのに、味を占めちゃって先生。味を占めちゃったって先生に失礼だけど」
先生「どんどんじゃあ短いスパンにして」
皆川「そうですね」
先生「出れると嬉しいな」
杉本「春夏秋冬とかいきましょう」
先生「ふふふふ」
皆川「そっか、じゃあこれ春にくくられるから次は夏ですね。よろしくお願いします」
先生「はい、よろしくお願いします」
皆川「ということで、先生のシングル*1がついに発売になりました」
杉本「なりましたねえ、今流れてるやつですね」
先生「嬉しい」
皆川「ジャケットのイラストかわいかったですねえ」
先生「ね」
皆川「ちびキャラが、私大好きなんですあの絵」
杉本「ちびキャラほんとかわいい」
皆川「そしてですね、許斐先生がバレンタインチョコレート獲得ランキング2017のトップ50キャラクターを描きおろして」
杉本「ほほほほ」
皆川「これがですね、全50種カラー仕様の缶バッジを購入できる、購入申し込み券が封入されているそうです」
先生「はい、そうなんです」
杉本「また描きおろしていらっしゃる」
先生「まだ描いてないんですけどね」
皆川「50描きおろすってことですか」
先生「50」
杉本「すごい」
皆川「先生は本当に前人未到のことをしますよね」
先生「あのとき、前は200描きおろしたんだけど」
皆川「私あのバッジ買いました、集英社の通販サイトで」
先生「たぶんね、200は誰もやったことないだろうなって思って。100とかだったら」
皆川「いるかなあ」
先生「できそうな感じがしたんで」
皆川「100もいないとは思いますけど」
先生「200やったら誰もいないだろうって、だから50だったらちょろいんじゃないかな」
皆川「うーんでも50もいないと思う、ちょろくはない。先生はそれ自分で考え付いてやるからすごいですよね」
杉本「うん」
先生「なんか、つらいほう、つらいほう行くんだよね」
皆川「先生マゾだな絶対」
杉本「ドM、ドMですね」
先生「がんばります」
皆川「お体だけは気を付けてがんばってください」
先生「ありがとうございます」
皆川「ではでは今夜も」
全員「ワイと勝負や!」
ジングル1
先生「俺はアンタを倒して全国へ行く!」
皆川「あっ、この台詞先生が言ってくれるの超レア!」
先生「いやあ、リョーマは難しい」
皆川「生み出した人が言ってくれるの超レア!」
杉本「超レアっていうかなかなかないことですよね」
皆川「なんかすげえ感動しちゃった今、はあー、すげえ」
先生「リョーマは真似できないね」
皆川「いやいやいやそんなことないですよ、みんな真似するんですけど似てないんですよ」
杉本「似てる、のかもしれないよ」
先生「似てないもんね、確かにね」
皆川「青学の兄さんたちはみんな真似するけどダメですね、認めてないです」
先生「ふふふ」
皆川「先生のは全然いい」
先生「できないできない」
杉本「描いているときに、こういう感じで読むんじゃないかな、とか、頭に鳴ってたりします?」
先生「あ、それはもう、声優さんの声で、あの、変換しながら文字を描いてるから」
皆川「あー!嬉しい!」
先生「こういうふうに言うだろうなっていう」
杉本「なるほどなるほど」
皆川「えーそうなんだ」
杉本「じゃあ、今まだ声がついてない役って、今たくさん出てるじゃないですか」
先生「うん」
杉本「ああいうのは、けっこう頭の中で」
先生「あ、イメージがある、なんとなく」
皆川「あるんだ、やっぱり」
普通のお便りコーナー
【比嘉が好きなので紫色のものを集めてしまうのですが、みなさんは見かけたらついつい買ってしまうものなどありますか】
皆川「これはありますよ、これ、本当に私、青が増え続けてます」
先生「なるほど」
皆川「樽ちゃんも、比嘉のキャプテンも、つい紫買っちゃいますって言って」
杉本「少ないからね」
皆川「そう、で、やっぱり、他の現場で樽ちゃんと会っても紫してるんですよね、なんか。なんかどっかで身に付けてるから、本当に私生活でも紫が多くなってるんだろうなって。ゆうちゃんはもちろん、ねえ」
杉本「私は、ヒョウ柄がね」
先生「ヒョウ柄が増えて」
杉本「もちろんドンドンドドドン増えてるんですけど」
皆川「うまいこと絡ませてきた」
杉本「増えてるんだけど、普段の私はヒョウ柄を身に着けないんですよ。大阪のオバチャンだけど」
先生「大阪の」
杉本「身に着けないんですよ。だから本当に眠ってるよね、たくさん。プレゼントしたいくらいですよ」
皆川「かわいいヒョウ柄見るとこれゆうちゃんにプレゼントしようかなって思うもん」
杉本「前にテニフェスの楽屋で女子にプレゼントをくれたんですね、純ちゃんが。で、学校カラーのスリッパをくれたんですよ、青とかね。で、ゆうちゃんはこれねって言って、ヒョウ柄なんですよ」
先生「金ちゃんはね、どんなんやっても中にヒョウ柄を着るようにしてるから」
皆川「うん」
先生「みんなユニフォーム着てるのに、やっぱりヒョウ柄は外さない。リストバンドも、U-17代表のみんなしてても、金ちゃんはやっぱりヒョウ柄」
杉本「じゃあ今後も増え続けないとね」
先生「そこは譲れないところだからね」
皆川「私もなんか、ヒョウ柄かわいいなって思っても、あっこれ金ちゃんのだから、って遠慮しちゃうもん。金ちゃんのだから私が着けちゃいけないって」
杉本「私もなんか、トリコロール外さなきゃいけないって」
【声優のみなさんが先生とお会いしたときに驚いたエピソードはありますか】
先生「ないでしょ」
皆川「いや……」
先生「舞台上でしか」
皆川「もう、なんだろう、いっぱいありすぎて今忘れてるっていうか。たぶん私はもうすごい慣れちゃったっていうか」
先生「特に青学はもうみんな慣れて」
皆川「そうですね。でも一番好きだったのは先生のポップアップですけどね」
杉本「あーわかる、ポップアップね」
皆川「ポップアップの登場が、漫画家さんが、ポップアップから登場したっていうのが印象深くて」
先生「でも、あれをやりたいからやらせてくれって別に言ったわけじゃなくて、周りのスタッフさんが、どうしても先生を跳ばせたいとか、毎回そういうふうに何かしらやらせたがってくる」
皆川「先生が希望してやってるんじゃないんですか」
先生「違う違う違う、毎回違うよ。ゴンドラに今回は乗せたいとか。もうこっちはなすがままに」
皆川「でもそれに対応できるってすごくないですか。ポップアップって難しいですよ」
先生「最初はすごく難しくて、全然高く跳べなかったから、練習して。で、スクワットやって、跳ぶタイミングとかを。プロだから、やっぱり」
皆川「昔は漫画家さんなのにすごいって思ってたけど、今は、ハッピーメディアクリエイターだからそうだよなって」
曲:「一人テニプリパラダイス」
ラジプリファンレターボックス
先生「こんばんは、許斐剛です。このコーナーでは、あなたのファンレターに答えていきます。ラジプリのメールボックスに、引き続き、テニプリへの熱い熱い思いが届いています。今週も、その熱量をきっちり受け止めますよ」
【これまでの新テニの試合で面白かったのは?」
先生「そうですね、あのー、全部面白いんですけど、強いて言うなら、ブン太と木手が組んで高校生と試合をした、キミ様と遠野と試合をしたときに、あのー、交渉で、どっちが、誰が敵なのかわからないっていう、その化かし合いみたいな展開を、ありえない、3対1で戦うみたいな演出をした回が、描いていてすごく面白かったというか、楽しかったと思います。ラジプリファンレターボックス、来週もあなたの思いを受け止めます、お楽しみに」
ジングル2
先生「スーパーウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐!」
皆川「先生がそんな声出したの初めて聞いたかも」
杉本「ワイ遠山金太郎の名台詞を許斐先生に言ってもらいました、これ書かれたときって、一気読みのイメージだったんですか」
先生「そうそう」
テニプリドリームマッチ
遠山「こんばんは、遠山金太郎ですー、ラジプリでしか聞けない夢の対決をお届けするテニプリドリームマッチ!今日はこの二人が戦いますー!この二人はわりと戦いがち!許斐剛先生VSコシマエリョーマ!」
越前「えちぜん、だから。先生、また来てくれたんすね」
先生「ラジプリ、くせになってきたよ」
越前「いつか乾汁やペナル茶を飲むことになりますよ」
遠山「ホンマやで先生気ぃつけや!」
皆川「いつのだろう」
先生「これ、なんか初期の気がする」
杉本「確かに。四天宝寺とか比嘉とかが入ってないよ」
先生「だけど、テニプリのラジオのスタッフだから、これひっかけの気がする」
杉本「かもしれないね」
皆川「年数当てる。2010年」
先生「2012年」
杉本「はいこれは2006年のランキングでしたーひっかけじゃなかったー」
先生「もう、ひねくれちゃって」
★先生「菊丸英二」→7位
★皆川「忍足侑士」→4位
★先生「真田弦一郎」→5位(先生「人気だ(笑)」皆川「意外みたいに言わないでください!」)
★皆川「日吉若」→20位でドボン
先生「宍戸2位なんだ、すごい、全然読めなかった」
皆川「1位が跡部」
杉本「2位が宍戸さん、3位が許斐先生ですよ」
先生「へえー」
皆川「4位忍足、5位真田、6位手塚、7位菊丸、8位樺地、9位不二、10位リョーマ」
杉本「うん、強い」
皆川「チャッピー!」
杉本「ドボンにDo it!!だ」
先生「声優さん悪くないのに」
負けた皆川さんは2006年発売の「PROGRESS」*2にサインを入れてプレゼント。応募は「Do it!!係」
エンディング
皆川「先生、さっきの罰ゲームの景品、リョーマのPROGRESSってミニアルバムみたいな感じなんですけど」
先生「『GO』入ってるやつね」
皆川「はい、先生とデュエットさせていただいた『GO』が入っているんですけど」
先生「一番最初に歌ったやつだから」
皆川「先生歌ったの初めて」
先生「すっごい思い出がある、これ」
皆川「そっかー」
先生「そうそうそう、電話かかってきて、先生一緒にデュエットしませんかって、携帯にかかってきて、もう二つ返事で、いいよって言って。ちょうど、海でジョギングしてるときで、その話きて」
皆川「私が忘れられないのは、私が歌詞を書くんだったんですよ、曲を聞いて、パソコンに向かっても全然書けなくて、どうしようどうしようどうしようってなって、これダメだ無理だって、ぎりぎりレコーディング直前に、無理かもーって言ったら、松井さんが先生にお願いしてくれて、先生ぎりぎりで書いたんですよね」
先生「でも、あのー、それが、たぶんね、曲が書けなくなったの、俺に原因があるんだよ」
皆川「え?」
先生「普通の歌詞じゃなくて」
皆川「あっ、そうだ」
先生「字余りの歌詞にして、って、俺がちょっとお願いしちゃったんだよ」
皆川「そうだそうだ」
先生「普通に節入れたくないから、けっこう字余りで多めに入れて、やってって言ったら、なんかすごい悩んでて」
皆川「そうだそうだ」
先生「ごめんね」
皆川「私って音符通りに歌詞を入れるタイプなんですよ、詞作るとき。だから、そっか、新しい挑戦だって頑張ってみたんですけど」
先生「やっぱりそうだ」
皆川「どうにもできなかったんだ」
先生「十何年目にして」
皆川「明かされる真実」
杉本「よかったね、負けてよかったね」
皆川「じゃあ、負けたけど私と先生のサイン」
先生「入れよっか」
杉本「わー!すばらしい!」
皆川「先生すみません」
杉本「なに、なにこれ、応募するわ」
越前「今回の放送で満足していいの?」
全員「まだまだだね」
遠山「来週はワイが先生と戦うでー!よろしゅうよろしゅう!」
2017年6月11日(日)新テニスの王子様オン・ザ・レイディオ
許斐先生のオタクによる書き起こしメモです。
6月前半パーソナリティ:新垣樽助さん(木手永四郎役)・遠藤大地さん(鬼十次郎役)
マンスリーゲスト:許斐先生
オープニング
先生「はい、こんばんは、許斐剛です」
遠藤「いやあ豪華ですよ本当に」
新垣「原作者自ら出演するラジオ」
先生「ありがとうございます」
ジングル1
先生「これ以上のオイタはやめなさいよ」
先生「ちょっとなんか発音違った?」
新垣「いやいやいや、あのー、なんですかね、ちゃんとしてました。このジングル始まる前に、ちょっと教えたほうがいいかなって思ったんですけど、すぐ、ぱって始まっちゃったから、CM明けちゃったから、何も教えないままで言ってもらったんですけど」
先生「俺ね、樽くんが言うだろうなーって思いながら、こういうかんじ、っていつも思って。漫画描いてるときもそうんなんだ、樽くんがこういうふうに言ってるだろうなって思いながら台詞書いてるから」
新垣「うわーうれしい、ほんと鳥肌たった今。鳥肌、鳥肌たった」
先生「よかった合ってて」
新垣「いやもう、バッチリです」
先生「あ、よかった」
新垣「『これ以上のオイタはやめ↑なさいよ』って言ってくれたから、おおすげえって思って」
先生「木手訛り?っていうか」
新垣「木手訛り、そうですかね、木手訛りって感じですね。この、なんていうのかな、訛りまじりの敬語みたいな」
普通のお便りコーナー
【みなさんが思うテニプリの名シーンは?】
遠藤「ありすぎるからねえ」
新垣「ありすぎる、だって僕らはさあ、自分のキャラクターのシーンに思い入れが強すぎて、やっぱり贔屓しちゃう。やっぱり、ね」
遠藤「だから、ある意味客観的に完全に読むっていうと、それはそれで新鮮かもしれないですね」
新垣「そうだねえ」
先生「難しいねえ」
新垣「先生は実際に物語を作ってるわけだから」
先生「どのシーンも思い入れはあるけど」
遠藤「いっぱい浮かんできちゃいますもんね」
先生「ここ!っていう、ギャグ?」
新垣「ギャグ」
先生「ここ好き、っていうのは、あのー、小春と、四天宝寺戦で、小春・一氏ペアと、桃城・海堂がやったときに、あのー、海堂の、あのー、ことをすごく詳しくて、小春が。で、靴のメーカーまで答えて。で、『ストーカーかよ!』って突っ込むところを『スニーカーかよ!』っていうところが」*1
新垣・遠藤「(笑)」
先生「すごく好き。自分で描いてて、これうまくできたなって」
【学生時代にファンクラブがあったという噂は本当?】
遠藤「ファンクラブ!?ファンクラブが、あったんですね?」
先生「はい。あのー、テニスをやってたので。テニスの部活に入ってたので、あのー、なんか、ありましたね」
新垣・遠藤「ええー!」
先生「他の学校、私、七中だったんだけど、なんか一中とか二中とか、四中とか、六中とか、他の学校が、けっこう作ってくださってたみたいで」
遠藤「じゃあ中学生の頃ですか」
先生「試合をやると、なんか100人くらい集まってくるんですよ」
遠藤「100人!」
先生「で、そこで試合をやるんですけど、やっぱり、あの、いっぱい見てるから、で、中学生の時だったんで、あのー、なんか、ちょっと照れちゃったりして」
新垣・遠藤「あー」
先生「なんかいっぱい女の子が見てるから。で、スマッシュ空振りとかしちゃって」
新垣・遠藤「あー!」
先生「そしたらなんかもうみんな、こう、キャーってなってるし、なんかすごく変なプレッシャーがかかってて」
新垣「そりゃプレッシャーになりますよね」
先生「でも、なんかその頃は、ちょっとすましてましたけどね」
新垣「リアルテニスの王子様じゃないですか」
遠藤「ね、本当そうですよね」
新垣「そんなに……」
遠藤「すげえな……」
(中略)
遠藤「高校生の頃になると、ちょっとませてきて、ちょっと女の子誘ったりとかそういうのはありましたけど」
新垣「でも多感な時期だから、そういう、緊張とか、逆に照れたりとか、なんか、いや全然気にしてないよーって思えば思うほど、こう、プレッシャーを感じたりとか」
遠藤「女の子来て嬉しい、より緊張のほうがきちゃいそうですね」
新垣「緊張のほうが、まだ、勝っちゃいそうな年頃ですよね」
先生「なんか、当時は、あのー、なんか硬派ぶってたんで。だから、女の子が来たからってそんな、喜ばないぞっていうのが、なんかすごくあって。すまして、なんか、試合に、挑んでたりとかして。でもなんかちょっと、目の端で、こう、気にしてたりとかしたんですけど」
遠藤「そういう時期ですよね、中学生くらいってね」
【先生が受けたサプライズは?】
先生「サプライズをするのは好きなんですけど、されるのはすごく苦手なんです。すべて把握していろいろ動かしたいってのがあるので、なんか自分の知らないところで動いてて、急に来たりすると、なんか、戸惑っちゃうというか、あれっ?っていうので、どうリアクションしようか考えてなかったりするんですよね。台本にないぞこれって」
遠藤「僕らはテニフェスとか出てるときに先生のサプライズをね」
新垣「もうあの昨年のね、テニフェスでも」
先生「そう、みんながびっくりしてる顔がすごく楽しくて」
新垣「ほんとにね」
遠藤「ほんとにびっくりしますからね」
新垣「みんな真顔になってるっていうね、ステージに上がっているのを忘れてるっていう」
先生「誰一人として言ってなかったから」
遠藤「だってテニフェスって、けっこうな期間稽古して、この段取りでやっていきましょうっていって、唯一台本にないことじゃないですか、そりゃ真顔にもなりますよ」
新垣「僕は、許斐先生ご本人が登場されたってことがお客さんへのサプライズですから、もう自分の中ではサプラーイズやってるほうだったんですよね」
遠藤「確かに」
新垣「やってるほうのつもりだったのに」
先生「騙されてた」
新垣「逆に仕掛けられてた。あれは真顔になるって」
遠藤「前々回もそうでしたもん、サプライズありましたもんね、相葉くんだけがなぜか知っていて」
先生「まあ、(サプライズは)毎回あると思っといて」
遠藤「仕掛けたいですね、こっちもね」
新垣「いつか先生にやり返したい」
先生「前にファンタスティックバザールっていうイベントを、あのー、やったときがあって。その時にサプライズで直純さんがいらっしゃって。で、そんときに花束持って現れて。直純さんに、そこまで当時は喋ったことがなくて、なんか、キョトーンと、で、このあと二人でトークをって言われた時に、もうなんか、どうしたらいいのかなって」(※2012年7月のイベントで、許斐先生のバースデーサプライズとして高橋直純さんが登場しました)
新垣「あー、なりますね」
先生「たぶん、ビデオが残ってたら、真顔になってたんだろうなって」
遠藤「見たいなあ」
先生「残ってなくてよかったなって」
新垣「これからも許斐先生のサプライズをドキドキしながら楽しみに待っていましょう」
先生「こっちにはかけないでね」
曲:ハッピーサマーバレンタイン*2
ラジプリファンレターボックス
先生「こんばんは、許斐剛です。このコーナーでは、あなたのファンレターに答えていきます。熱い思いがたくさん届いているようなので、がっちり受け止めたいと思います」
【仕事中眠くてたまらなくなることはありますか?眠気解消法は?】
先生「はい。えー、ごはんを食べないようにしています。原稿を描いてて、やっぱり血糖値が上がってしまうので、食べると眠くなってしまうので、食べないで仕事をするってのが特に終盤になってくるとあるので、原稿を描くとちょっと痩せます。で、終わったあとに食べて、また太ります。不健康ですね。あんまり参考にしないようにしてください。ラジプリファンレターボックス、来週もあなたの思いを受け止めます、お楽しみに」
ジングル2
先生「男が泣いていいのは悲願が成就したときだけだ」
新垣「先週よりもさらに寄せてきてます」
遠藤「すごいっすね、先生が、けっこうウオーッって言うのは」
新垣「普通に喋ってる声しか普通は聞けないもんね」
先生「そんな声で登場しても変だしね」
遠藤「こ"の"み"た"け"し"です(笑)」
新垣「何キャラですか先生ってなっちゃいますね」
遠藤「風邪ですかってなっちゃいますもんね」
テニプリドリームマッチ:先生に沖縄武術は通用するのか?許斐剛VS木手永四郎
木手「ちなみに許斐先生はゴーヤーは好きですか」
先生「大好きですよ」(木手訛りを意識)
木手「おっ……沖縄の方言うまいですね」
【テーブルテニスの王子様オン・ザ・レイディオ】
テーブルの上に立てられてた10本のマジックを、卓球のラケットとボールを使って何本倒せるかを競う。
遠藤「テニプリだって缶倒しから始まるわけですよ」
新垣「木手永四郎はあれですからね、田仁志くんにビッグバンを教えた選手ですからね。ビッグバン、これ消し飛ぶぜ。『無駄だよ、消し飛ぶんだ』」
遠藤「先生のぶんのマジックも」
新垣「なくなっちゃうよ」
遠藤「そしたら買いに行きますよ」
新垣「消し飛べ!ビッグバン!」(7本倒れる)
先生「おらぁっ」(6本倒れる)
負けたほうは『新テニスの王子様20巻』にサインを入れてプレゼント。
遠藤「欲しい人はなに係に送ってもらいますか先生」
先生「んー、ビリビリ、ケーキ」
新垣「先週の」
遠藤「あったらいいなの」
先生「あったらいいな係にしよう、ビリビリケーキあったらいいな係」
今放送があった『新テニスの王子様オンザレイディオ』での視聴者プレゼント( ꇐ₃ꇐ )"ビリビリケーキあったらいいな係"でのサイン直筆サイン付き単行本3冊のラインナップはこちらです🙆🎵
— 許斐剛 (@konomi_takeshi) 2017年6月11日
お聴き逃した方は火曜日のジャスクリで24時間限定で聴けます😃 pic.twitter.com/yu719wNgcG
【ラジプリ視聴者プレゼント】
— 許斐剛 (@konomi_takeshi) 2017年6月11日
①伊武深司くん pic.twitter.com/Br1lRv1Gih
【ラジプリ視聴者プレゼント】
— 許斐剛 (@konomi_takeshi) 2017年6月11日
②乾貞治くん pic.twitter.com/tZ0gRReV7C
【ラジプリ視聴者プレゼント】
— 許斐剛 (@konomi_takeshi) 2017年6月11日
③丸井ブン太くん
どの直筆サイン入り単行本が欲しいか明記して送って下さいね🍀
ラジオ聴いて戴いて本当にありがとうございました✨ (🌻ᴗˬᴗ🌻)⁾⁾⁾
来週、再来週もゲストですので聴いて戴けたら嬉しいです🎵 pic.twitter.com/1C0hsxeGcx
エンディング
先生「負けちゃったね、初めての敗戦みたいな」
新垣「みたいですね」
先生「ずっと勝ち続けてたから。樽くんすごい」
新垣「リスナーのみなさんに先生のサインをお届けするという使命がありましたから」
先生「消し飛べ!って」
新垣「消し飛べ!って」
木手「来週も聞かないとやっぱり」
全員「ゴーヤー食わすよ」
*1:
テニスの王子様 37 お笑いテニスの恐怖 (ジャンプコミックス)
- 作者: 許斐剛
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/03/02
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*2:
*3:
2017年6月4日(日)新テニスの王子様オン・ザ・レイディオ
許斐先生のオタクによる書き起こしメモです。
6月前半パーソナリティ:新垣樽助さん(木手永四郎役)・遠藤大地さん(鬼十次郎役)
マンスリーゲスト:許斐先生
オープニング
先生「はいこんばんは、許斐剛です」拍手
新垣「先生はマンスリーパーソナリティ―をやったことも」(※2016年6月)
先生「うん、声優さんはすごいなってあらためて実感したから、今日はのんびり、ゲストで」
ジングル1
先生「ゴーヤー食わすよ」(木手永四郎のものまね)
新垣「おっほ……」
遠藤「おおー……」
新垣「ありがとうございます、ありがとうございます、いま木手永四郎の台詞を、なんと、許斐先生に言っていただきました。いやーなんか照れる」
先生「これゴーヤー好きだったらどうするんだろうね、相手。いただきます!みたいな?」
新垣「いや俺が言いたかったのそれじゃねえ!ってなりますね」
SQ7月号の話*1
新垣「読みました」
先生「(木手が)出てたねえ」
新垣「ありがとうございます、ひさしぶりに戦ったと思って、やったあって。でも、スイスの強いこと」
先生「それは世界ナンバーツーだから、それが弱かったらね、世界大したことないってなっちゃうから」
新垣「びっくりした、あと銀さんのチームもびっくりした」
先生「アレができないと世界のパワー、レベルには通用しない。バルク!ってね、銀さんも早くあれができるようにならないとね」
普通のお便り
【ハッピーサマーバレンタインの聞きどころは?】
先生「そうですね、あの、すべてなんですけど。細部まですごくこだわって作ったので、フルで聞いていただければ、より、あの、気持ちが、こう、たかぶってくると思います」
新垣「ハッピーサマーバレンタインを作ろうと思った根底の思いを感じながら聞けば、歌詞の意味がより感じてくると思うんですけど」
先生「フォローしてくれてる(笑)」
新垣「(笑)何かあるんですか、根底の思いってのは」
先生「毎年バレンタインをすごく、キャラクターにチョコレートを送ってくれるのでテニプリは。その感謝をずっとしたいなって思ってて、で、キャラクターと一緒に何か、あのー、番組みたいなことができて、そこで感謝を伝えることができたらっていうのは思ってて。で、その番組を作るってことになって、じゃあテーマソングが必要だって」
新垣「あー」
遠藤「なるほど」
先生「ということで、ハッピーサマーバレンタインっていうものを作ろう、で、その日を、8月14日を、そういう日に制定しようと思って」
新垣「国民の休日だ!」
先生「男の子も女の子もどっちも告白して、それが成就する日、と」
新垣「いいですね」
先生「告白するだけじゃなくて、ちゃんと成就する日として制定しようかなと思って作ったので、その思いとか、いろいろ、キャラクターの声とかも、思いが歌詞に入ってたりするので」
遠藤「じゃあ元から、けっこう前からあったんですね、そういう考えというか」
先生「そうですね」
【誕生日の思い出の話】
先生「2年前にサプライズで声優さんたちが集まってくれて、誰がくるかわかんない感じでどんどんみんな集まってきてくれて、それで誕生日を祝ってくれたってのはありました」
ラジプリファンレターボックス(BGM:「テニプリっていいな」)*3
先生「こんばんは、許斐剛です。このコーナーではあなたのファンレターに答えていきます。熱い思いがたくさん届いているので、がっちり受け止めたいと思います」
【先生の一番お気に入りの高校生は誰ですか】
先生「えー、平等院です。平等院をなぜ好きかというと、やっぱり最初にリョーマの敵として描いていたので、すごく、あの、悪役って言うふうに描きながら、本当はすごい良い人なんだよって思いながら描いているのが、すごく、なんか心苦しかった覚えがすごくあって。で、今、それを解消する、良い兄貴として描いてるので、まあ、すごく思い入れがあるキャラです。ラジプリファンレターボックス、来週もあなたの思いを受け止めます、お楽しみに」
ジングル2
先生「這い上がってこい 桃城武!」
遠藤「おっ……ほっほぉ……」
新垣「寄せてきた寄せてきた」
遠藤「鳥肌立ちますね」
ドリームマッチ
鬼「許斐先生、身長何センチですか」
先生「180センチだよ」(「だよ」の言い方が信じられないほどおかわいらしい)
鬼「俺の方が7センチ高いですね」
木手「鬼先輩、先生にケンカ売っちゃダメですよ」
【テニプリ脳トレ:早押しのかわりに、鬼は「地獄は賑わってんだよ!」、先生は「ハッピーサマーバレンタイン」と叫ぶ】
新垣「氷帝にあって青学にない、乾貞治にあって柳蓮二にない、忍足侑士にあって日吉若にない」
先生「ハッピーサマーバレンタイン!眼鏡」
先生「ハッピーサマーバレンタイン!動物が入ってるか入ってないか」正解
新垣「跡部景吾にあって真田弦一郎にない、忍足侑士にあって向日岳人にはない、菊丸英二にあって不二周助にはない、浦山しいたにあって越前リョーマにない、田仁志慧にあって知念寛にない、木手永四郎にあって平古場凛にない」
先生「これ答えちゃったら面白くなくなっちゃう」
新垣「わかっちゃった?」
先生「わかっちゃった」
遠藤「(ヒントを出してもらったうえで)アルファベット」正解
新垣「桃城武にあって海堂薫にない、乾貞治にあって柳蓮二にない、オジイにあって竜崎スミレにない、鬼十次郎にあって平等院鳳凰にはない、まかせときなってなモンキーにあってぬんどりゃーバーニングにはない」
先生「ハッピーサマーバレンタイン!桃太郎に出てくる」正解、負けた方はビリビリペン。
遠藤「先生だからって手抜かないぞって思ったけど」
新垣「先生に手抜いてもらって3問目いったからね(笑)」
エンディング
新垣「許斐先生ありがとうございました」
先生「ありがとうございました」
新垣「久々のラジプリでしたけども、いかがでしたか」
先生「うん、なんかほのぼので、すごくアットホームな感じで楽しかった」
新垣「よかったー」
遠藤「よかったです」
・・・
木手「来週も聞かないと」
全員「ゴーヤー食わすよ」
鬼「許斐先生と対決することになるとは夢にも思わなかったぜ」
*1:
*2:
*3:
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*4: