2017年6月11日(日)新テニスの王子様オン・ザ・レイディオ
許斐先生のオタクによる書き起こしメモです。
6月前半パーソナリティ:新垣樽助さん(木手永四郎役)・遠藤大地さん(鬼十次郎役)
マンスリーゲスト:許斐先生
オープニング
先生「はい、こんばんは、許斐剛です」
遠藤「いやあ豪華ですよ本当に」
新垣「原作者自ら出演するラジオ」
先生「ありがとうございます」
ジングル1
先生「これ以上のオイタはやめなさいよ」
先生「ちょっとなんか発音違った?」
新垣「いやいやいや、あのー、なんですかね、ちゃんとしてました。このジングル始まる前に、ちょっと教えたほうがいいかなって思ったんですけど、すぐ、ぱって始まっちゃったから、CM明けちゃったから、何も教えないままで言ってもらったんですけど」
先生「俺ね、樽くんが言うだろうなーって思いながら、こういうかんじ、っていつも思って。漫画描いてるときもそうんなんだ、樽くんがこういうふうに言ってるだろうなって思いながら台詞書いてるから」
新垣「うわーうれしい、ほんと鳥肌たった今。鳥肌、鳥肌たった」
先生「よかった合ってて」
新垣「いやもう、バッチリです」
先生「あ、よかった」
新垣「『これ以上のオイタはやめ↑なさいよ』って言ってくれたから、おおすげえって思って」
先生「木手訛り?っていうか」
新垣「木手訛り、そうですかね、木手訛りって感じですね。この、なんていうのかな、訛りまじりの敬語みたいな」
普通のお便りコーナー
【みなさんが思うテニプリの名シーンは?】
遠藤「ありすぎるからねえ」
新垣「ありすぎる、だって僕らはさあ、自分のキャラクターのシーンに思い入れが強すぎて、やっぱり贔屓しちゃう。やっぱり、ね」
遠藤「だから、ある意味客観的に完全に読むっていうと、それはそれで新鮮かもしれないですね」
新垣「そうだねえ」
先生「難しいねえ」
新垣「先生は実際に物語を作ってるわけだから」
先生「どのシーンも思い入れはあるけど」
遠藤「いっぱい浮かんできちゃいますもんね」
先生「ここ!っていう、ギャグ?」
新垣「ギャグ」
先生「ここ好き、っていうのは、あのー、小春と、四天宝寺戦で、小春・一氏ペアと、桃城・海堂がやったときに、あのー、海堂の、あのー、ことをすごく詳しくて、小春が。で、靴のメーカーまで答えて。で、『ストーカーかよ!』って突っ込むところを『スニーカーかよ!』っていうところが」*1
新垣・遠藤「(笑)」
先生「すごく好き。自分で描いてて、これうまくできたなって」
【学生時代にファンクラブがあったという噂は本当?】
遠藤「ファンクラブ!?ファンクラブが、あったんですね?」
先生「はい。あのー、テニスをやってたので。テニスの部活に入ってたので、あのー、なんか、ありましたね」
新垣・遠藤「ええー!」
先生「他の学校、私、七中だったんだけど、なんか一中とか二中とか、四中とか、六中とか、他の学校が、けっこう作ってくださってたみたいで」
遠藤「じゃあ中学生の頃ですか」
先生「試合をやると、なんか100人くらい集まってくるんですよ」
遠藤「100人!」
先生「で、そこで試合をやるんですけど、やっぱり、あの、いっぱい見てるから、で、中学生の時だったんで、あのー、なんか、ちょっと照れちゃったりして」
新垣・遠藤「あー」
先生「なんかいっぱい女の子が見てるから。で、スマッシュ空振りとかしちゃって」
新垣・遠藤「あー!」
先生「そしたらなんかもうみんな、こう、キャーってなってるし、なんかすごく変なプレッシャーがかかってて」
新垣「そりゃプレッシャーになりますよね」
先生「でも、なんかその頃は、ちょっとすましてましたけどね」
新垣「リアルテニスの王子様じゃないですか」
遠藤「ね、本当そうですよね」
新垣「そんなに……」
遠藤「すげえな……」
(中略)
遠藤「高校生の頃になると、ちょっとませてきて、ちょっと女の子誘ったりとかそういうのはありましたけど」
新垣「でも多感な時期だから、そういう、緊張とか、逆に照れたりとか、なんか、いや全然気にしてないよーって思えば思うほど、こう、プレッシャーを感じたりとか」
遠藤「女の子来て嬉しい、より緊張のほうがきちゃいそうですね」
新垣「緊張のほうが、まだ、勝っちゃいそうな年頃ですよね」
先生「なんか、当時は、あのー、なんか硬派ぶってたんで。だから、女の子が来たからってそんな、喜ばないぞっていうのが、なんかすごくあって。すまして、なんか、試合に、挑んでたりとかして。でもなんかちょっと、目の端で、こう、気にしてたりとかしたんですけど」
遠藤「そういう時期ですよね、中学生くらいってね」
【先生が受けたサプライズは?】
先生「サプライズをするのは好きなんですけど、されるのはすごく苦手なんです。すべて把握していろいろ動かしたいってのがあるので、なんか自分の知らないところで動いてて、急に来たりすると、なんか、戸惑っちゃうというか、あれっ?っていうので、どうリアクションしようか考えてなかったりするんですよね。台本にないぞこれって」
遠藤「僕らはテニフェスとか出てるときに先生のサプライズをね」
新垣「もうあの昨年のね、テニフェスでも」
先生「そう、みんながびっくりしてる顔がすごく楽しくて」
新垣「ほんとにね」
遠藤「ほんとにびっくりしますからね」
新垣「みんな真顔になってるっていうね、ステージに上がっているのを忘れてるっていう」
先生「誰一人として言ってなかったから」
遠藤「だってテニフェスって、けっこうな期間稽古して、この段取りでやっていきましょうっていって、唯一台本にないことじゃないですか、そりゃ真顔にもなりますよ」
新垣「僕は、許斐先生ご本人が登場されたってことがお客さんへのサプライズですから、もう自分の中ではサプラーイズやってるほうだったんですよね」
遠藤「確かに」
新垣「やってるほうのつもりだったのに」
先生「騙されてた」
新垣「逆に仕掛けられてた。あれは真顔になるって」
遠藤「前々回もそうでしたもん、サプライズありましたもんね、相葉くんだけがなぜか知っていて」
先生「まあ、(サプライズは)毎回あると思っといて」
遠藤「仕掛けたいですね、こっちもね」
新垣「いつか先生にやり返したい」
先生「前にファンタスティックバザールっていうイベントを、あのー、やったときがあって。その時にサプライズで直純さんがいらっしゃって。で、そんときに花束持って現れて。直純さんに、そこまで当時は喋ったことがなくて、なんか、キョトーンと、で、このあと二人でトークをって言われた時に、もうなんか、どうしたらいいのかなって」(※2012年7月のイベントで、許斐先生のバースデーサプライズとして高橋直純さんが登場しました)
新垣「あー、なりますね」
先生「たぶん、ビデオが残ってたら、真顔になってたんだろうなって」
遠藤「見たいなあ」
先生「残ってなくてよかったなって」
新垣「これからも許斐先生のサプライズをドキドキしながら楽しみに待っていましょう」
先生「こっちにはかけないでね」
曲:ハッピーサマーバレンタイン*2
ラジプリファンレターボックス
先生「こんばんは、許斐剛です。このコーナーでは、あなたのファンレターに答えていきます。熱い思いがたくさん届いているようなので、がっちり受け止めたいと思います」
【仕事中眠くてたまらなくなることはありますか?眠気解消法は?】
先生「はい。えー、ごはんを食べないようにしています。原稿を描いてて、やっぱり血糖値が上がってしまうので、食べると眠くなってしまうので、食べないで仕事をするってのが特に終盤になってくるとあるので、原稿を描くとちょっと痩せます。で、終わったあとに食べて、また太ります。不健康ですね。あんまり参考にしないようにしてください。ラジプリファンレターボックス、来週もあなたの思いを受け止めます、お楽しみに」
ジングル2
先生「男が泣いていいのは悲願が成就したときだけだ」
新垣「先週よりもさらに寄せてきてます」
遠藤「すごいっすね、先生が、けっこうウオーッって言うのは」
新垣「普通に喋ってる声しか普通は聞けないもんね」
先生「そんな声で登場しても変だしね」
遠藤「こ"の"み"た"け"し"です(笑)」
新垣「何キャラですか先生ってなっちゃいますね」
遠藤「風邪ですかってなっちゃいますもんね」
テニプリドリームマッチ:先生に沖縄武術は通用するのか?許斐剛VS木手永四郎
木手「ちなみに許斐先生はゴーヤーは好きですか」
先生「大好きですよ」(木手訛りを意識)
木手「おっ……沖縄の方言うまいですね」
【テーブルテニスの王子様オン・ザ・レイディオ】
テーブルの上に立てられてた10本のマジックを、卓球のラケットとボールを使って何本倒せるかを競う。
遠藤「テニプリだって缶倒しから始まるわけですよ」
新垣「木手永四郎はあれですからね、田仁志くんにビッグバンを教えた選手ですからね。ビッグバン、これ消し飛ぶぜ。『無駄だよ、消し飛ぶんだ』」
遠藤「先生のぶんのマジックも」
新垣「なくなっちゃうよ」
遠藤「そしたら買いに行きますよ」
新垣「消し飛べ!ビッグバン!」(7本倒れる)
先生「おらぁっ」(6本倒れる)
負けたほうは『新テニスの王子様20巻』にサインを入れてプレゼント。
遠藤「欲しい人はなに係に送ってもらいますか先生」
先生「んー、ビリビリ、ケーキ」
新垣「先週の」
遠藤「あったらいいなの」
先生「あったらいいな係にしよう、ビリビリケーキあったらいいな係」
今放送があった『新テニスの王子様オンザレイディオ』での視聴者プレゼント( ꇐ₃ꇐ )"ビリビリケーキあったらいいな係"でのサイン直筆サイン付き単行本3冊のラインナップはこちらです🙆🎵
— 許斐剛 (@konomi_takeshi) 2017年6月11日
お聴き逃した方は火曜日のジャスクリで24時間限定で聴けます😃 pic.twitter.com/yu719wNgcG
【ラジプリ視聴者プレゼント】
— 許斐剛 (@konomi_takeshi) 2017年6月11日
①伊武深司くん pic.twitter.com/Br1lRv1Gih
【ラジプリ視聴者プレゼント】
— 許斐剛 (@konomi_takeshi) 2017年6月11日
②乾貞治くん pic.twitter.com/tZ0gRReV7C
【ラジプリ視聴者プレゼント】
— 許斐剛 (@konomi_takeshi) 2017年6月11日
③丸井ブン太くん
どの直筆サイン入り単行本が欲しいか明記して送って下さいね🍀
ラジオ聴いて戴いて本当にありがとうございました✨ (🌻ᴗˬᴗ🌻)⁾⁾⁾
来週、再来週もゲストですので聴いて戴けたら嬉しいです🎵 pic.twitter.com/1C0hsxeGcx
エンディング
先生「負けちゃったね、初めての敗戦みたいな」
新垣「みたいですね」
先生「ずっと勝ち続けてたから。樽くんすごい」
新垣「リスナーのみなさんに先生のサインをお届けするという使命がありましたから」
先生「消し飛べ!って」
新垣「消し飛べ!って」
木手「来週も聞かないとやっぱり」
全員「ゴーヤー食わすよ」
*1:
テニスの王子様 37 お笑いテニスの恐怖 (ジャンプコミックス)
- 作者: 許斐剛
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/03/02
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*2:
*3:
2017年6月4日(日)新テニスの王子様オン・ザ・レイディオ
許斐先生のオタクによる書き起こしメモです。
6月前半パーソナリティ:新垣樽助さん(木手永四郎役)・遠藤大地さん(鬼十次郎役)
マンスリーゲスト:許斐先生
オープニング
先生「はいこんばんは、許斐剛です」拍手
新垣「先生はマンスリーパーソナリティ―をやったことも」(※2016年6月)
先生「うん、声優さんはすごいなってあらためて実感したから、今日はのんびり、ゲストで」
ジングル1
先生「ゴーヤー食わすよ」(木手永四郎のものまね)
新垣「おっほ……」
遠藤「おおー……」
新垣「ありがとうございます、ありがとうございます、いま木手永四郎の台詞を、なんと、許斐先生に言っていただきました。いやーなんか照れる」
先生「これゴーヤー好きだったらどうするんだろうね、相手。いただきます!みたいな?」
新垣「いや俺が言いたかったのそれじゃねえ!ってなりますね」
SQ7月号の話*1
新垣「読みました」
先生「(木手が)出てたねえ」
新垣「ありがとうございます、ひさしぶりに戦ったと思って、やったあって。でも、スイスの強いこと」
先生「それは世界ナンバーツーだから、それが弱かったらね、世界大したことないってなっちゃうから」
新垣「びっくりした、あと銀さんのチームもびっくりした」
先生「アレができないと世界のパワー、レベルには通用しない。バルク!ってね、銀さんも早くあれができるようにならないとね」
普通のお便り
【ハッピーサマーバレンタインの聞きどころは?】
先生「そうですね、あの、すべてなんですけど。細部まですごくこだわって作ったので、フルで聞いていただければ、より、あの、気持ちが、こう、たかぶってくると思います」
新垣「ハッピーサマーバレンタインを作ろうと思った根底の思いを感じながら聞けば、歌詞の意味がより感じてくると思うんですけど」
先生「フォローしてくれてる(笑)」
新垣「(笑)何かあるんですか、根底の思いってのは」
先生「毎年バレンタインをすごく、キャラクターにチョコレートを送ってくれるのでテニプリは。その感謝をずっとしたいなって思ってて、で、キャラクターと一緒に何か、あのー、番組みたいなことができて、そこで感謝を伝えることができたらっていうのは思ってて。で、その番組を作るってことになって、じゃあテーマソングが必要だって」
新垣「あー」
遠藤「なるほど」
先生「ということで、ハッピーサマーバレンタインっていうものを作ろう、で、その日を、8月14日を、そういう日に制定しようと思って」
新垣「国民の休日だ!」
先生「男の子も女の子もどっちも告白して、それが成就する日、と」
新垣「いいですね」
先生「告白するだけじゃなくて、ちゃんと成就する日として制定しようかなと思って作ったので、その思いとか、いろいろ、キャラクターの声とかも、思いが歌詞に入ってたりするので」
遠藤「じゃあ元から、けっこう前からあったんですね、そういう考えというか」
先生「そうですね」
【誕生日の思い出の話】
先生「2年前にサプライズで声優さんたちが集まってくれて、誰がくるかわかんない感じでどんどんみんな集まってきてくれて、それで誕生日を祝ってくれたってのはありました」
ラジプリファンレターボックス(BGM:「テニプリっていいな」)*3
先生「こんばんは、許斐剛です。このコーナーではあなたのファンレターに答えていきます。熱い思いがたくさん届いているので、がっちり受け止めたいと思います」
【先生の一番お気に入りの高校生は誰ですか】
先生「えー、平等院です。平等院をなぜ好きかというと、やっぱり最初にリョーマの敵として描いていたので、すごく、あの、悪役って言うふうに描きながら、本当はすごい良い人なんだよって思いながら描いているのが、すごく、なんか心苦しかった覚えがすごくあって。で、今、それを解消する、良い兄貴として描いてるので、まあ、すごく思い入れがあるキャラです。ラジプリファンレターボックス、来週もあなたの思いを受け止めます、お楽しみに」
ジングル2
先生「這い上がってこい 桃城武!」
遠藤「おっ……ほっほぉ……」
新垣「寄せてきた寄せてきた」
遠藤「鳥肌立ちますね」
ドリームマッチ
鬼「許斐先生、身長何センチですか」
先生「180センチだよ」(「だよ」の言い方が信じられないほどおかわいらしい)
鬼「俺の方が7センチ高いですね」
木手「鬼先輩、先生にケンカ売っちゃダメですよ」
【テニプリ脳トレ:早押しのかわりに、鬼は「地獄は賑わってんだよ!」、先生は「ハッピーサマーバレンタイン」と叫ぶ】
新垣「氷帝にあって青学にない、乾貞治にあって柳蓮二にない、忍足侑士にあって日吉若にない」
先生「ハッピーサマーバレンタイン!眼鏡」
先生「ハッピーサマーバレンタイン!動物が入ってるか入ってないか」正解
新垣「跡部景吾にあって真田弦一郎にない、忍足侑士にあって向日岳人にはない、菊丸英二にあって不二周助にはない、浦山しいたにあって越前リョーマにない、田仁志慧にあって知念寛にない、木手永四郎にあって平古場凛にない」
先生「これ答えちゃったら面白くなくなっちゃう」
新垣「わかっちゃった?」
先生「わかっちゃった」
遠藤「(ヒントを出してもらったうえで)アルファベット」正解
新垣「桃城武にあって海堂薫にない、乾貞治にあって柳蓮二にない、オジイにあって竜崎スミレにない、鬼十次郎にあって平等院鳳凰にはない、まかせときなってなモンキーにあってぬんどりゃーバーニングにはない」
先生「ハッピーサマーバレンタイン!桃太郎に出てくる」正解、負けた方はビリビリペン。
遠藤「先生だからって手抜かないぞって思ったけど」
新垣「先生に手抜いてもらって3問目いったからね(笑)」
エンディング
新垣「許斐先生ありがとうございました」
先生「ありがとうございました」
新垣「久々のラジプリでしたけども、いかがでしたか」
先生「うん、なんかほのぼので、すごくアットホームな感じで楽しかった」
新垣「よかったー」
遠藤「よかったです」
・・・
木手「来週も聞かないと」
全員「ゴーヤー食わすよ」
鬼「許斐先生と対決することになるとは夢にも思わなかったぜ」
*1:
*2:
*3:
- アーティスト: 許斐剛,ササキオサム
- 出版社/メーカー: T.Y.Entertainment
- 発売日: 2009/08/19
- メディア: CD
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*4:
氷帝は眠らない(宍戸亮の回)
アニメイト横浜でのイベントに参加してきました。
イベントタイトルは「氷帝は眠らない」。KONAMIから発売されたカードのブースターパック名です。最近まで肺炎にかかっていて、さらに先日倉庫で高いところから落ちて肋骨にヒビが入っていた松井Pいわく「なんか好きで、いつか使いたかったから、今回コナミさんから拝借した」とのこと。2015年の秋から、忍足、日吉、宍戸と氷帝のアルバム作成が続いたにも関わらずリリースイベントを開けなかったことが気になっていて、今回の開催に至ったそうです。
宍戸亮2ndアルバムの話題
●「HPG-オレたちの冒険-」
中1として歌うか、回想として中3の声で歌うかとても悩み、最終的に中1として演じたが、反応が心配だった。でも好評だったので、楠田さんいわく「またこの3人で何か歌いたい」。
間奏に入っている恐竜の鳴き声をあてたのはうえださん。収録のときに「恐竜どうするの?俺やろうか?」と言ってくれたそう。うえださんのあまりの恐竜っぷりにスタジオの皆がスタンディングオベーションだったとのこと。
●「Revolution」
楠田さんが作詞・作曲を担当している曲。サビの「這い上がれよ 振り返るな」のメロディーは、許斐先生のツイートにヒントを得て、シ、シ、ド、ラ、シ、ドの音になっている。
シ…シ…ド…ド…ラ~♪
— 許斐剛 (@konomi_takeshi) 2015年7月17日
( ˘ ³˘)~♬
「宍戸…どらぁ?」 pic.twitter.com/ETPsWqE2q4
●「此処にいる」
当初は予定になかった曲だったけれど、気付いたら、アルバムタイトル「I'll be right here」と同じ題になっていた。UZAさんは尾崎紀世彦をイメージしていたとのこと。
●「Bring it on!」
これまでの宍戸と鳳のデュエットにはなかったタイプの格好良い曲。だけど歌うのが難しく、浪川さんは「いや~難しいっすよ」と言いながらスタジオに入ってきたらしい。
テニフェスの話題
DVD・BDの発売に先行して、テニプリフェスタ2016での「愛してるぜ!」の映像を見せてもらいました。サビのコールを客席もするのですが、皆記憶が曖昧なので歌詞に自信がなく、画面にしっかりと歌詞が映る「My Love」のところだけやたらと声が大きい。松井さんに「お前たち宍戸のオタクなのに歌詞をきちんと覚えていないんだな」というような笑い方をされたのが悔しかったので、帰りの電車で歌詞全部覚えました。
1/800のランキングは「投票するときの気分や、テニフェスで歌ってほしい!という気持ちが加わっての結果であって、それが全てだとは思っていない」と楠田さん。楠田さんは、武道館で絶対に歌いたいという思いから、毎日「愛してるぜ!」に投票していた。
許斐先生の話題
●「キミが待つ家まであと6分」の歌詞が送られてきたとき、UZAさんら数人の作曲家が誰ひとりとしてその歌詞からメロディーを想像することができなかった。当時は先生がここまで作詞作曲に積極的になるとは思っておらず、「先生に送り返すわけにもいかないし……」と困惑。最終的に、一人が「あ、俺なんかちょっとわかってきたかも」と言い、メロディーがついた。
●「テニプリ✮パラダイス」等で歌詞を“詰め込む”という新しい歌の作り方を生み出した許斐先生。UZAさん「許斐先生はロケンロール」。
★先生の作った楽曲について、例によって歌詞から音が想像できないため、先生の頭の中にあるメロディーをきこうと松井Pが電話。すると、先生は電話口でその曲をフルコーラスで歌った。ワンフレーズとかではなく、フルコーラス歌った。録音する間もなかったのに、歌った。とりあえずその場は電話を切り、後日アレンジャーさんが連絡しなおしてメロディーを確認した。
アンケートの話題
開演前に待機列で配られたアンケートです。2017年3月18日のイベントです。平成29年です。このデータが送られてきたとき、松井さんは「手抜きなのか本気なのか」と困惑したそうです。
アンケートの中に「宍戸さんに質問orリクエスト」という欄がありますが、これへのコメントで「(宍戸は)氷帝メンバーとでかけるならどこへ行きますか?」というものがあったとのこと。それに対し、楠田さんは「知らないよ!おれ宍戸じゃないもん!」。この設問は、楠田さんが答えるためではなく、今後新しいキャラクターソングをつくるときの参考にするためのものだったそうです。
また、「夢の中に宍戸さんが登場!何て言われたい?」という設問に「誕生日なので祝ってほしい」との文があったため、「誕生日おめでとよ!」と言っていました。「どらぁ!起きろ!」も言ってくれました。
生歌
冒頭に「愛してるぜ!」、イベントの最後にはUZAさんのアコースティックギター演奏での「此処にいる」「恋の激ダサ絶頂!」が歌われました。「恋の激ダサ絶頂!」の「こんなに汚れた~」の部分は語りになり、なぜか最後に「長太郎~!」の叫びが。この叫びはUZAさん発案だそうです。
その他の話題
プレゼントタイムでは、歌詞カードにサインを入れるため客席からペンを借りる流れになりました。黒のサインペンが差し出されるも「水色がいい」と言ってなかなか受け取らない楠田さん。そんななか颯爽と氷帝カラーのコピックを出す猛者。すごいよね、コピック持ち歩いてるの。これからは私も常に水色のペンを持ち歩こうと思いました。
ボールが見えた
ボールが見えた。絶対に見えた。完全に“ボール”を見た。
先日、「ミュージカル『テニスの王子様』3rd season 青学VS六角」をアリーナ最前列センターブロックで観た。
そのとき、“ボール”が、舞台の上から滑りおちるように私の足元へやってきた。海堂がラケットを振っていたので、おそらくS3試合中に彼が取り逃した球だったのだろうと思う。“ボール”がコートで弾む音もいつになく鮮明だった。私ははっとして足を少し浮かせたし、隣に座っていた人もびくりと身をすくませ、声を呑んでいた。そこには、“ボール”があった。もはや本物の“テニスボール”だった。
テニミュにおいて、試合のラリーシーン等に登場するボールは、ほとんどが照明で表現されている。だから、私の足元へ落ちてきたのも、ボールではなく、ピンスポットの光だ。照明が、たまたま私の足元を照らしただけだ。それはわかっているのに、音と、光と、文字通り目の前にいる海堂薫の動きや表情、舞台上と客席の空気が全部合わさって、本当にボールが見えたような気がしてならない。
テニミュのボールは見える人(=テニミュに好意的な人)には見えるとされ、私も散々見える見えると言ってきたが、これまで口先だけで話していたのとは全く違う「見える」体験が、そこにあった。例えるなら、ブーメランスネイクで足元をボールが通っていった審判や、波動球をくらった河村が近くに飛んできた観客のような気持ち。ほかのことを考える余裕もなく、「“ボール”がとんできた!」と感じた。
ストーリーやキャラクター云々ではなく、こういった面でも、『テニスの王子様』の世界を感じさせてもらえるのは、とても嬉しい。最近流行りのVRとはたぶんまた違う、生の感動を、これからも味わいたいとしみじみ思う。
2016年テニプリ新語・流行語大賞
2016年テニプリ新語・流行語大賞は、2015年12月から2016年11月までの間に、テニプリ公式(原作者・漫画・アニメ・ミュージカル・グッズ等)から発せられたことばのなかで、多くの人の心を動かし、一年間を象徴するにふさわしい語を選ぶものです。
今年も数ある名言のなかから、「ハッピーメディアクリエイター」「彼らは本当にいるんです」「悲しいね…キミが近すぎて」「もぬもぬ」「やれ! Do it!!」「ギリッ…シャ」「パラダイス」「シャカリキ・ファイト・ブンブン」「ブリザード」「跡部様」の10語を選出し、ひとつに投票していただきました。
投票の結果、2016年の年間大賞を獲ったのは、こちらの語です。
日吉若のキャラクターソング「やれ!Do it!!」が568票を獲得し、1位となりました。その他の得票数は下図のとおりです。
他を大きく離しているのは、1位の「やれ! Do it!!」以外に、テニミュから「シャカリキファイトブンブン」、そして許斐先生の職業「ハッピーメディアクリエイター」です。「ハッピーメディアクリエイター」の初出は2014年3月と記憶していますが、2016年は楽曲「ハッピーメディアクリエイター時々漫画家」を披露したほか、その言葉を強く意識させるイベント等が数回にわたり開催されたためノミネートに至りました。
なお、この10語以外にノミネート候補となった語は「どーやら今宵は満月になりそうだ」「3年A組」「制作総指揮許斐剛」「常勝の海より龍虎立つ」「ハッピーメディアサポーター」でした。
用語の解説
やれ!ドゥーイット!!【やれ! Do it!!】
日吉若のアルバム『下剋上』*1に収録されている楽曲のひとつ。10月15日・16日に開催された「テニプリフェスタ2016」でのパフォーマンスが話題となり、19日にはiTunesのアニメ部門ダウンロード数で1位を獲得した*2。
シャカリキ・ファイト・ブンブン【シャカリキ・ファイト・ブンブン】
「ミュージカル『テニスの王子様』」3rdシーズン青学VS山吹」公演より使用されたアンコール曲のタイトル。また、その曲中に登場する一節のこと。
ハッピーメディアクリエイター【ハッピーメディアクリエイター】
①許斐剛先生の職業のうちのひとつ。
②「ハイパーメディアクリエイター」高城剛氏は、現在の肩書きがつく以前に「ハッピーメディア・クリエイター」を名乗っていたとされている。*3
かれらはほんとうにいるんです【彼らは本当にいるんです】
1月に開催された「許斐 剛☆サプライズLIVE ~一人テニプリフェスタ~」において、3DCGのキャラクターがリアルタイムのモーションキャプチャーで動いていたことから、許斐剛先生が発した言葉。この発言はDVD・BDにも収録されている。*4
かなしいね…キミがちかすぎて【悲しいね…キミが近すぎて】
許斐剛先生のサードシングル。*51月のライブで初披露。その際、「マンガの中のキャラクターが読者のことをほんのり好きになる」歌詞と紹介された。
あとべさま【跡部様】
跡部景吾のこと。毎年流行語にノミネートされている。
ギリッ…シャ【ギリッ…シャ】
『新テニスの王子様』Golden age180話*6において、ギリシャ代表選手タラッタ・ヘラクレスが放ったサーブの構えおよびインパクト時の効果音。なお、このサーブで放たれたボールがバウンドする時の効果音は「ギリシャ」である。
①「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン青学VS氷帝」公演中に歌われる楽曲のワンフレーズ。
使用例:「昨日はマチソワブリザード浴びた」「もう1か月も氷帝見てないからさすがにブリザード浴びたい」
②大吹雪・暴風雪。*7
もぬもぬ【もぬもぬ】
「ハッピーメディアクリエイター時々漫画家」*8歌詞中の一節。既存の日本語にはない語で、副詞のはたらきをしていると見られる。詳細は「もぬもぬ」についての記事を確認のこと。
以上です。
アンケートの拡散および回答にご協力くださったみなさま、ありがとうございました。
今年は許斐先生関連の言葉が際立った一年のように感じられます。また、年間大賞の日吉若をはじめ、越知月光や跡部景吾など、氷帝学園の活躍も目立ちました。来年はいったいどんな名言がでてくるのか楽しみですね。
それでは、テニプリフェスタ2016において、昨年の年間大賞「財前ワンダホー」が発声されたことを祝い、2016年テニプリ新語・流行語大賞の発表記事を締めさせていただきます。来年もテニプリにとってすばらしい一年になりますように。
※当企画は個人の趣味でおこなっているものであり、公式とは一切関係ありません。
★選考協力:井田さん・うみさん・しーかさん・しぶやさん・ナツさん
*1:
*2:https://twitter.com/MasamiPnck/status/788409650513186816
*3:
*4:
許斐剛☆サプライズLIVE~一人テニプリフェスタ~(Blu-ray Disc付)
- アーティスト: 許斐剛,水島康貴
- 出版社/メーカー: FEEL MEE
- 発売日: 2016/06/22
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*5:
- アーティスト: 許斐剛,重久義明,許斐剛 feat.小越勇輝 as 越前リョーマ
- 出版社/メーカー: FEEL MEE
- 発売日: 2016/06/15
- メディア: CD
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*6:
*7:blizzardの意味 - 英和辞典 Weblio辞書
*8: