酔生夢死

オタクに幸あれ

ドリフェス!

DearDream富士山頂ライブ2018レポ

富士山に登ろう。 そう思い立ったのは、昨年の12月。千弦に「次は富士山の頂上で会おうね!」と言われた*1からだ。 奇しくもその翌日に山梨へ行った私は、真冬の澄んだ空気越しに霊峰富士を見上げ、強く決心したのだった。「行けぬなら 私が連れてく ほとと…

限界オタク、推しとハイタッチをする

さめざめと泣いてしまった。 炎天下の横浜、人目と暑気から逃げるように飛び込んだカフェで。 「夢路には足も休めず通へども現に一目見しごとはあらず」千年以上昔の言葉を借りてくるしか、この気持ちの表しようがない。 2018年7月、人類*1は、ついに2次元キ…

幸福な承認と、ありのままの私と。

「世界一の宝物だよ。今までで一番キラキラしててキレイで温かくてかわいくて大好き!」 これだけ聞いて、「宝物」は何をさしていると思うだろうか。恋人? 仲間? 違う。 ファンなのだ。アイドルが、自分たちのライブに来たファンのことを、キラキラしてて…

アイドルのハッピーエンドを考える

私が「無理っしょ」と思っても、「イケるっしょ!」と返してくれるイマジナリー天宮奏くんは出てきてくれなかった。彼はーーもうひとりの彼は、一度ぐっと言葉に詰まりながら、9時間前に見た悪夢の続きを私たちに伝えた。 2018年3月5日、21時すぎの話だ。 3…

世の中はユメの渡りの浮橋か

パシフィコ横浜が怖かった。 あの会場は、ちょうど10年前に「100曲マラソン」が開催された場所だ。「100曲マラソン」とは、漫画『テニスの王子様』の週刊連載が完結した約2週後に開催されたイベントだった。 許斐先生が皆川さんの手を取って階段をのぼってい…

わたし負けましたわーーBATTLE LIVEで感じた5次元

BATTLE LIVEとは、「ファンからのエールをより多く集めたやつが勝ち」という、至ってシンプルなルールの闘いである。 その「BATTLE LIVE」の名を冠したイベントが、3次元に実現した。2018年2月3日・4日の2日間、KUROFUNEのもつ情調と会場の熱気とが融けあい…

推しにメシを

「推しにメシを喰わせたい」――いつからか自分の内に芽生えた感情は、年を重ねるごとに大きくなっていった。 推しとの年齢差が開いたことによる庇護欲か、母性あるいは父性か。とにもかくにも、邪な気持ちは一切なく、ただただ「推しにメシを喰わせたい」と思…

君はドリカタイムの光を見たか

1月10日東京、13日福岡でのDearDreamのライブに行ってきました。 このあともバトルライブ含め全部行く予定なので、毎日「明日が楽しみ」という気持ちで生きていられるのですが、あまりにも多量の満たされた思いを抱えており、このままでは幸せの摂取しすぎで…

画面の向こうからの呼び声

心地良く晴れた休日の昼下がり。渋谷駅を発車した半蔵門線の車内には、くぐもった走行音が響いていた。乗車率100パーセントをやや下回る穏やかなその場で、友人は言った。 「ド!に行った人って、みんな天国だ天国だって言うけど、なんで?」と。 確かにドリ…

既視感と未視感【ドリフェス!R 噴水広場ミニライブ感想】

日常のふとした瞬間、自分の置かれた状況に既視感を覚えることがある。 その場面は、実はすでに一度見たことのある光景なのかも知れないし、もしかしたら自分の想像や夢の中での出来事だったかも知れないと言われている。 このデジャ・ヴュ体験をしたいがた…

オタクとの関係がアツすぎるコンテンツ『ドリフェス!!!!!!』

長く鎖国をしていた。穏やかな海に囲まれた美しい孤島で、優しい統治者のもと静かに暮らしてきた。この生活が永遠に続くと思っていた。 しかし、異邦人は突然やってくる。かたくなに外界との交流を拒んでいた小さな島は、そのきらめきに目を奪われ、心をも奪…