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テニスのこと

テニプリを愛するすべての人に幸あれ

振り込め詐欺撲滅ポスターの話

テニプリ

 2014年夏、千葉県の一部地域に彗星のごとくあらわれた警察官を覚えていますか?テニスのポリス様、略してテニポリです。最近、身の回りでこのポスターに異変があったので、記録しておきます。

 

 このポスターの掲示が発表されたのは2014年8月22日。丸井ブン太ソロライブ東京公演の日でした。Zepp Tokyoから千葉西警察署へ直行し、友人とふたりで大はしゃぎしたのを覚えています。

f:id:mihoko_le:20160723075513j:plain2016年8月22日22:50 千葉西警察署正面入り口にて

 

 そして翌日、このニュースは新聞にも掲載されました。

f:id:mihoko_le:20160723080120j:plain見出しになってる!(千葉日報2016年8月23日)

 

 さらに、突然テレビ番組のニュース背景にも写りこんできました。本当に突然。私の記憶では、一週間くらいずっといました。唐突すぎる。

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2016年8月27日 NEWSチバ600(千葉テレビ放送)より

 

 せっかくなので、いろいろな場所のポスターを見に行きました。テニポリGO。交番や銀行、郵便局、地区の掲示板などにもありました。交番で写真を撮らせてくださいと言うと、わざわざ壁に貼ってあったものを剥がして持ってきてくださる警察の方もいらっしゃいました。ありがとうございます。

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 本題はここからです。

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 上記の2枚は、同じ場所で撮影したものです。駅構内に掲示されていました。

 これが、なんと……

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!!!!!!??!!?!!

 ない!!!!!!!!!!!!!!!!!

 盗まれたのか、最近流行りの自転車のやつの交通安全ポスターに替えられてしまうのか、それともそもそもそういう時期だったのか……朝、この光景を見た私は、ちょっと泣きました。ちょっと泣いて、慌てて駅前の銀行に飛び込み、ポスターがあることを確認し、またちょっと泣きました。

 思い返せば、ここ2年弱、私の生活はいつもこのポスターとともにありました。夏の暑い日も、雪の降る日も、いつもこの越前リョーマくんの敬礼に元気をもらってきました。仕事で疲れてくたくたになったときも、このポスターが視界に入ると、自然と足取りが軽やかになりました。テニミュのチケット代をおろすため銀行へ行くと、いつもATMコーナーにこのポスターがありました。郵便局の待ち時間が長いときでも、このポスターをぼんやり眺めていると、ずっとこの場にいたいなと思うくらいでした。振り込め詐欺に気を付けようと意識が高まりましたが、そもそも私が振り込む先は王子様でした。新テニスの王子様警察ポスターは、本当に、本当に大切な存在でした。

 それが、駅からなくなる…………失うことがこんなに悲しいなんて……。その日は一日心が落ち着きませんでした。そして、夜。ふたたび駅を利用した私は、朝以上の驚きで脚をもつれさせることになります。

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!!!!?!!!!???!!!!?!

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 額に入れられてる

 

 おさらい

f:id:mihoko_le:20160723082304j:plain これが

f:id:mihoko_le:20160723075518j:plain こうなってて

f:id:mihoko_le:20160723082903j:plain こうなった。 

 

 これだからテニスの王子様はやめられねえ。人生は最高。

『テニスの王子様』登場キャラクターの身体能力について

テニプリ

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 青学レギュラー陣の中で、最も短距離走が速いのは誰だと思いますか? 

 

 

「分身するくらいだから菊丸かな?」とか、「まあ河村ではないだろうな」とか、色々な考えがあるでしょう。

 実は、『10.5』を見ると、青学レギュラーの50メートル走タイムは下記の順位になっています。

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  リョーマは納得の結果ですが、2位は意外にも桃城。そして、菊丸よりも手塚のほうが速い。ちなみに忍足侑士は6.42秒、忍足謙也は5.91秒、神尾アキラは5.9秒です。謙也・神尾の結果や彼らのプレイスタイルを鑑みると、青学には、突出して足が速く、それを武器にしているキャラクターはいないことに改めて気付かされます。

 

 

 先日の「第2回テニスの研究発表会」に参加してきました。

 私の発表は、上記の導入から『テニスの王子様』『新テニスの王子様』登場キャラクターの体格と身体能力を検証し、現実世界の中高生と比較していく内容です。テニプリキャラクターの「リアリティ」をより感じてほしいと思い、このテーマを選びました。発表がトップバッターだったので、アイスブレイクの役割も求められているのかなと考え、参加者のみなさんにも実際にその場で計算や予想をしていただく構成にしました。せわしない発表でしたが、聴いてくださったみなさま、ありがとうございました。

 以前のブログで公開した内容と重複する部分も多いのですが、せっかくスライドも作ったので、ここに記録しておこうと思います。

 

目次

1.検証① 越前リョーマについて

2.検証② 体格について

     好きなキャラクターの体格偏差値を算出しよう

3.検証③ 身体能力について

     青学レギュラーの「上体起こし」回数を予想しよう

4.まとめ

5.おまけ あのキャラクターの「20mシャトルラン」結果を予想しよう

 

1.検証① 越前リョーマについて

新テニスの王子様 16 (ジャンプコミックス)

 言わずと知れた我らが王子様。

 作中では「チビ」と言われることも多い彼ですが、未成熟な体格などものともしないプレーを見せています。身長が低いからテニスをやらないと言う壇太一に、「テニスは背丈でやるもんなんだ」と言い放ち不敵に笑うシーンは最高に格好良いですよね。

 では、テニプリ界では小柄に見える越前は、現実世界と比較してどの程度の体格なのでしょうか。

 

●体格

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 現実世界の12歳(中1)平均身長は153.39ですので、それより低いことになります。偏差値は47.06。一方、体重は現実世界の平均を上回り、偏差値57.39です。ペアプリでは「将来有望体重先行型」と書かれているとおり、身長はここから伸びていく

ラジプリで、許斐先生が「リョーマの体重はパワーアンクルをつけて計ったので実際はもっと軽い」というようなお話をされていましたが、その後も修正されていないため、50kgを採用しています。

 

●身体能力

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※『10.5』 には「背筋」と「上体そらし」の記載があります。しかし、これらの項目は旧スポーツテスト(昭39~平10)の内容で、平成11年以降の新体力テストには採用されていないため、言及を避けています。

 

 では、越前リョーマの記録は、現実世界と比べるとどうなるのでしょう。

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  一番右側の「偏差値」とは、現実世界の12歳に対する越前リョーマの偏差値です。もっとも偏差値が高いのは反復横跳びで、続く握力・立ち幅跳びまでが偏差値70超え。長座体前屈を除くすべての種目が好記録です。作中での彼の活躍を知っていれば、なんらおかしいことはありませんね。反復横跳びや立ち幅跳びの結果を見るに、タテ・ヨコどちらの動きにも強いことがわかります。

  平均の数値に比べてかなりの記録が出ていることは予想通りですが、新体力テストの得点に換算すると、下記のようになります。

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 この時点での合計点は64点。12歳男子は51点以上であればA評価ですので、文句なしの運動神経抜群くんですね。64点取っていれば、16歳でもA評価です。

 しかも、新体力テストにはもう一種目「上体起こし」があります。越前は上体起こしの記録が公表されていないので、当然これを除いた点数です。上体起こしで1点入れば(どんな記録であっても必ず1点は入るので入っているも同然)、17歳・18歳でもA評価になります。U-17で活躍しているのも納得の身体能力です。

 

2.検証② 体格について

 テニプリキャラクターは見ての通り、身長が高く、体重もしっかりあるが、現実世界と比べるとどの程度なのでしょうか。『テニスの王子様』に登場する中学生、『新テニスの王子様』から出てきた高校生の各学年平均値を用いて比較してみます。

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木更津亮に関しては20.5の身長設定を採用、体重は淳と同じ55kgとして計上しました。また、丸井は62kgとしています。

※すべて男子の結果です。女性キャラクターについてはサンプルが少ないためまとめていません。

 

 おおむね、学年が上がるごとに対現実世界偏差値も上がる傾向にあります。

 現実世界の中1→中2では7cm平均身長が伸びています。一方、テニプリ世界の中1→中2では、13cm伸びています。また、中2→中3の伸び具合は、現実世界・テニプリ世界ともに5cm弱と、ほぼ同じです。かねてより言われている「テニプリでは中1から中2までの間に急激な成長が見られる」説は確かなようです。偏差値も中1→中2で約10ポイント上昇しています。

 高校生については、U-17参加者という選ばれた人間たちですので、平均身長・体重が大きくなるのは納得の結果です。文部科学省がまとめている体力・運動能力調査のなかには「運動部・スポーツクラブ所属の有無と体格測定・テストの結果(統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103)」欄があり、運動部に所属している青少年群は、所属してい群に比べて体格が大きく、また運動能力も高い傾向が示されています。高校1年生はU-17に2人しか参加していないのでサンプルとしては微妙ですが、高2・高3では、現実世界よりもテニプリ世界のほうが13cmほど平均身長が高くなっています。

 

 では、これまで使ってきた「偏差値」に関して、各キャラクターの体格偏差値を算出してみましょう。偏差値の求め方は下記のとおりです。平均身長・体重、標準偏差は上の表に載っています。

偏差値=(キャラクターの身長または体重ー平均身長または体重)×10/標準偏差+50

 

例①越知月光と現実の高3

 (226-170.65)×10/5.71+50=146.94   ヤバイ

例②越知月光とテニプリ高3

 (226-183.74)×10/10.25+50=91.23  対現実世界よりは少しましになったけどまだ全然ヤバイ

 

 みなさんの好きなあのキャラクターは 、現実世界の男子と比べてどれくらいの偏差値でしたか?また、テニプリ世界ではどうでしたか?

 

 3.検証③ 身体能力について

 平成11年度から実施されている新体力テストの結果から、テニスの王子様たちの身体能力を探ります。ここでは、『10.5』『ペアプリVol.2』記載、青学レギュラーと忍足侑士・謙也のデータを使用します。他のキャラクターの新体力テストの結果も知りたいですが、雑に作られるのが怖いので、なるべくみんなで予想しましょう。そっちのが平和。その予想に使うための検証でもあります。

 新体力テストには、握力・上体起こし・長座体前屈・反復横跳び・持久走・20mシャトルラン・50m走・立ち幅跳びハンドボール投げ の種目があります。持久走と20mシャトルランは選択式ですが、テニプリキャラクターは両方の記録が公表されています。同じ全身持久力をはかる種目であっても、結果に性格の差が出てくるのでとてもありがたいです。桃城と海堂の結果は本当に素晴らしいのでぜひ注目して見てください。

 

 身体能力に関しては、サンプル数の都合上、中3のみ平均値を出しています。青学3年と忍足侑士・謙也の8人です。

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 特に高い数値となっているのは、握力・ハンドボール投げの2種目。持久走・50m走も偏差値60を超えています。その一方で、長座体前屈の対現実世界偏差値は50を下回りました。手塚が足を引っ張っています。

 では、他のスポーツを専門的にやっている中学生と比較するとどうなのでしょうか。発表されている記録のうち、1500m持久走は陸上競技の種目にあったので、比較してみました。

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 標準記録というのは、この記録を出せば即大会に出られるよ!というタイムのことです。

 ご覧のとおり、忍足侑士・謙也については、東京都総体の1500m標準記録を軽く超えています。全中にさえ出られる記録です。ただし、忍足従兄弟の記録は『新テニ』になってから(=能力インフレが起こってから)公表されたものであることを書き加えておきます。

 

●青学レギュラーの「上体起こし」の記録は?

 青学レギュラーの「上体起こし」の記録は公表されていません。『10.5』に記載されていないのです。ですので、青学レギュラーの「上体起こし」の記録を予想してみましょう。

 上体起こしとは、下図のような種目です。(文部科学省HP 新体力テスト実施要項より)

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 この動きを30秒間に何回できるかをはかります。各年齢の平均記録と得点は下表のとおり。

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 中2の結果分布(平成26年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果より)

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 なお、忍足侑士は35回、忍足謙也は45回です。

 さて、青学レギュラー陣はどのような記録になるのでしょう。手塚がマットの上で脚を固定され胸の前で腕をクロスさせて上半身を起こしたり倒したりしている様子を想像すると愛しさと切なさと面白さで爆発しそう。個人的には、一番記録が良いのは海堂かなと思います。

 

4.まとめ

 意外とぶっとんだ結果ではないな、というのが第一印象でした。全員が全員なにもかも規格外ではなく、意外と地に足ついた結果でした。許斐先生は、『テニスの王子様』『新テニスの王子様』のことを、「リアリティの限界をさまよう」漫画だと言っています。「最近はギリギリから一歩出てしまったかも(笑)」とも言っていますが。

 彼らはありうる存在。彼らは「いる」。その思いを、この研究で少しでも強くしてもらえたらと考えています。

 

5.おまけ

◆あのキャラクターの「20mシャトルラン」結果は?

 好きなキャラクターの記録を想像してみましょう。ちなみに宍戸亮は114回とみています。

得点基準表と各学年の平均記録

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テニプリキャラクターの記録

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中2の記録分布

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 シャトルランは持久力も必要ですが、精神面が大きく影響する種目でもあります。あのキャラクターのプレイスタイルや性格、一緒に新体力テストを受けるであろうクラスメイトなどを想像し、ぜひ結果を予想してみてください。記録が出ているなかだと、あと1回できれば10点満点なのに124回で終わってしまった忍足謙也くんが最高に忍足謙也くんだなあと思いました。

 

 

※この記事は、2016年6月12日におこなわれた「第2回テニスの王子様研究発表会」での発表内容を加筆修正したものです。

出典:

各データ/

テニスの王子様公式ファンブック (10.5) (ジャンプ・コミックス)

テニスの王子様公式ファンブック (20.5) (ジャンプ・コミックス)

テニスの王子様 40.5―公式ファンブック (ジャンプコミックス)

新テニスの王子様10.5 公式ファンブック (ジャンプコミックス)

新テニスの王子様公式キャラクターガイドペアプリ vol.3 忍足侑士×忍足謙也 (ジャンプコミックス)

新体力テスト実施要項:文部科学省HP/http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/stamina/05030101/002.pdf 

平成26年度体力・運動能力調査:政府統計の総合窓口http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001054955

平成26年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果/

http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/kodomo/zencyo/1353812.htmhttp://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/12/04/1353813_5.pdf

 背景使用画像:zardos-demon/[フリーイラスト素材] イラスト, スポーツ, 球技, テニス, コート (スポーツ), 緑色 / グリーン ID:201310111100 - GATAG|フリーイラスト素材集

「もぬもぬ」について

テニプリ アンケート結果

 許斐剛☆サプライズLIVE~一人テニプリフェスタ~のCDとDVD/BDが発売されました。映像で見てもものすごい空間だとわかるのに、実際にこの会場にいた私は一体どうやって生きて帰ってきたのか、1月の自分に問いたいです。テニスの王子様は愛。

許斐剛☆サプライズLIVE~一人テニプリフェスタ~(Blu-ray Disc付) 許斐剛☆サプライズLIVE~一人テニプリフェスタ~(DVD付) 許斐剛☆サプライズLIVE~一人テニプリフェスタ~

 

 さて、1月に行われたこのライブで披露された新曲「ハッピーメディアクリエイター時々漫画家」のなかに、このようなフレーズがあります。

見知らぬ人と出会って もぬもぬしているより

さか瞳輝かせ 笑ってごらん

 

 もぬもぬ。

 みなさん、「もぬもぬ」って言葉を聞いたことがありましたか?私はこの曲で初めて聞きました。他の人がどれくらい「もぬもぬ」を知っているのか気になったので、CREATIVE SARVEYにて、2016年7月3日~5日までの2日間アンケートを実施しました。ご協力くださったみなさま、ありがとうございます。(有効回答数:75)

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「知らなかった」との意見が100%でした。この記事では、未知の語であり、辞書的説明もされていない「もぬもぬ」について考えてみようと思います。

 

 

1.音声について

 音が印象的な「もぬもぬ」。

「モ」は、上下の唇を一度くっつけてから離すことによって発声される音で、「ヌ」は、舌を歯茎に一度くっつけてから離すことによって発声される音です。母音の「オ」と「ウ」が両方ともあまり口を大きく開けないため、「モヌモヌ」と発声するとき唇はほとんど動きません。また、「モ」と「ヌ」はともに鼻音なので、少しこもった音に聞こえるはずです。

 メロディーに乗っている音しか聞いていないため、どうアクセントを置くのかははっきりしませんが、おそらく「モ¬ヌモヌ」(「モグモグ」等と同じ頭高のアクセント)ではないかと思われます。

 

 

2. 品詞について

 歌詞中に「もぬもぬしている」とあるため、副詞に分類されます。副詞のなかでは、行動の状態・様子を表す擬態語として働きます。

 

 

3.意味について

見知らぬ人と出会って もぬもぬしているより

さあ瞳輝かせ 笑ってごらん

 上に引用した歌詞からは「見知らぬ人と出会ったときの様子」「笑っていない様子」を表現していることがわかります。おそらく、「もぬもぬ」はネガティブな意味を持っているのでしょう。

 

「もぬ」を含む語には「もぬけ」があります。『古語辞典』(旺文社,2001年発行第九版)には、「もぬけ」の意味は下記のように書かれています。

蛇や蝉などが脱皮すること。また、その抜け殻。人の抜け出たあとの寝床や衣服、魂の抜け去ったからだなどにもたとえる。

 動詞の「もぬく」も同様の意味ですので、こちらの説明は省略します。

 魂の抜けたような状態というのは、どちらかといえばネガティブな意味を持っていると思われます。しかし、「もぬもぬ」が使われた歌詞の前後と合わせてみると、<見知らぬ人と出会って抜け殻のような状態になる><抜け殻のような状態はやめて、笑ってごらん>と、あまり整合性が取れないな、というのが正直な感想です。

 ですので、「もぬけ」以外に「もぬもぬ」に似た語を探してみましょう。

 見知らぬ人と出会ったときの 状態を表す副詞といえば「もじもじ」や「もごもご」などがあります。これらは「も」を含み、音を繰り返す副詞という共通点もあるので、「もぬもぬ」にかなり近い意味があると思われます。

 また、笑顔のない後ろ向きな状態については、「もやくや」や「もやもや」、「くさくさ」などの副詞が近い意味を持っています。

 その他、音が少し似ている語に「まにまに」などがあります。

 

 いま挙げた語の意味は、デジタル大辞泉によると、このように説明されています。

「もじもじ」

遠慮や恥ずかしさなどのために、はっきりした態度がとれないさま、また、落ち着かないさま。

「もごもご」

口を大きく開かずに物をかんだり物を言ったりするさま。もぐもぐ。

「もやもや」

心にわだかまりがあって、さっぱりしないさま。もやくや。

「まにまに」

他人の意志や事態の成り行きに任せて行動するさま。

 

「もぬもぬ」は許斐剛先生が作った新語ですので、その意味を完全に既存の語にあてはめることはできません。ただ、使われ方から想像するに、近い意味を持つ語として「もじもじ」や「もやもや」が挙げられるのではないでしょうか。

 

 

4.「もぬもぬ」の印象

 上述のアンケートでは、「もぬもぬ」に対する印象もうかがいました。一部を抜粋してご紹介します。

 

【考察派】

・もじもじ、だと女々しい感じなので先生としてもぬもぬ、なのかなと思っていました。
・先生の言葉の方向性の二極を見た気がする。COOLな側(テニスの技名や決め台詞など)と、「もぬもぬ」や「うさいぬ」のようなやわらかな側。
・もやもや、よりもより悩んでいる様子が伝わってきます。
・絶妙に色々凹んでる状態を表しつつ優しく表現してて流石の言葉選びだと感心しました。
・もにょもにょする、もやもやする、の間を埋める新しいことばだと思います。「も」「ぬ」と口の中でこもる音を並べて繰り返すことで声に出しづらい微妙な感情を表すセンスは流石先生です。

 

【ポジティブな先生が好き派】

・ネガティブであろう意味の感情ををこんなにやわらかくかわいく表現した先生は、めったに悪感情を抱かない人なんだろうなと思いました
・もぬもぬとは、歌詞的にネガティヴな意味合いを含んだ言葉だと思うのですが「もぬもぬ」とすることで、ネガティヴな意味合いでありながらもポジティヴさが出ている、作詞した人のポジティブな人柄と素晴らしい言葉選びのセンスが感じ取られます。
・先生の愛と優しさがギュッとつまった言葉だと感じます。

 

【「伝わった」派】

・あの時の様子をこう表現するんだなぁとやっと気付くことができた。
・今度テニスのイベントに行く時は、もぬもぬしないようにしよう!と思わされました。
・初めて聞く言葉なのに、どういう状態なのかとても分かりやすい。
・恐らく、「もぬもぬ」は私達の心の中に元々あった気持ちだと思うのです。しかし、それを表せる言葉は今まで無かった。これまで誰にもちゃんと認識されていなかった感情が許斐先生のお言葉によってこの世界に現れたのだと思います。

 

【新しい言葉が…生まれた…!派】

・語感のかわいらしさ、新しさ、馴染みやすさを感じました。
・許斐先生は創造主なのでどんどん新しい言葉を作っていくのだと思います。
・許斐先生のまだ歩いてない道を探す姿勢が現れていると思う。
・新しい。組織の共通単語として、認知、拡散していきたい。
・独創性と可愛さ、奇跡のマリアージュ。まさに許斐先生の存在そのもののようです。

 

【おかわいらしい派】

・許斐先生は本当に可愛い。
・先生は可愛いと言われるのはあまりお好きではないようですが、本当に可愛いので我々が可愛いと評するのも許して頂きたいです。

 

【わからない派】

・歌を聞いていないのでどんな意味かもわからない。美味しいものを食べて健康な心身を持ち、悩みながらも慎ましく日々を生きる様子のことか?

 

 

5.まとめ――もしも日本国語大辞典に「もぬもぬ」って項目が作られるとしたらこんなかんじ

もぬ‐もぬ

〔副〕(スル)

(1)不安や心配があり、思う通りの行動ができないさま。「―してしまい、隣の席に座っている女性に話しかけられなかった」

(2)物事が思い通りにならならず、気持ちが落ち着かないさま。「突然海外行きを発表するなど、彼のやりかたにはやや―するところがある」

*ハッピーメディアクリエイター時々漫画家〔2016〕〈許斐剛〉「見知らぬ人と出会ってもぬもぬしているより さあ瞳輝かせ笑ってごらん」

 私たちは辞書の一項目が誕生する瞬間に立ち会っているのかもしれません。

それでも私はテニモンじゃない

 広義の「テニモン」の自覚を失って久しい。
 私はDREAM LIVE 7thのときに死にかけたことがきっかけで、いまだにテニミュに対して抜け殻状態だからだ。
 とはいえ、セカンドシーズンもサードシーズンも毎公演劇場へ行っているし、テニミュバイルには加入し続けていたので、狭義の「テニモン」ではある。
 それでも私は「テニモン」じゃない。

 

「テニモン」。その響きの妙さや、テニミュに貪欲な獣を連想させる語感が受け、長くテニミュファンの間で使われている。と思う。

「テニモン」という言葉を生み出したのは、ファーストシーズンで跡部景吾を演じていた久保田悠来さんだ。2008年か2009年頃だっただろうか、詳細はもう覚えていないが、テニミュバイルのメールマガジンに「テニミュバイル会員のみなさま、略してテニモンのみなさま」から始まる彼のメッセージが記載されていた。

 つまり、狭義の「テニモン」とは、テニミュバイル会員のことを指す。

 

 しかし、「テニモン」には広義の解釈も見られる。テニミュバイルの会員以外を「テニモン」呼ぶことが多々あるのだ。

 私にとって広義の「テニモン」の定義は、第1にテニミュが好きなこと。第2に、テニミュキャストが好きで、ジャージを着ていないキャストも愛していること。それと、公演の千秋楽にこだわってチケットを取る人のこと。この3つだ。テニモンの定義に、原作『テニスの王子様』が好きなことは含めていない。

「テニモン」ついては、すどうさんがご自身の体験も含めて書いているので、こちらも読んでいただきたい。

 

「テニモン」という表現が誕生したころ、私は間違いなく「テニモン」だった。出演者のブログもまめにチェックし、千秋楽の当日券にも並んだ。キャラクターを観に行くのではなく、キャストが演じるキャラクターを観るのでもなく、「キャラクターを演じるキャストくん」を観に行っていた時期もあった。

 あまりにも熱心な「テニモン」だったので、ドリライ7thの最終日に家のベランダから落ちた。(もちろん自殺ではなく、いろいろあってベランダをよじのぼったら落ちただけ。)

 私はそこで一度「あ、死んだ」と思った。テニミュのせいで死ぬのだと。落ちていきながら、自分はテニスの王子様の、テニミュの、この公演のために命を懸けて、そして死んだと思った。結果として生きてはいたけれど、私は一度、テニミュのために死んだのだ。

 こうしてファーストシーズンに命を持っていかれ、脱け殻となった私は、2010年からこれまでの6年間、ぼんやりと、己の魂を供養するための義務のような思いで、テニミュを観てきた。

 

 しかし最近、同じようなファーストシーズンの亡霊仲間たちがこぞってサードシーズンの公演に通いつめている。ファーストシーズン時代のテニモンはだいたい原作主義者で、キャストのことを降霊術師かなにかだと思っている人ばかりだ。その「旧テニモン」が、最新のキャストに入れ込み、劇場へ通い詰めている。これはいったいどういう現象だろう。

 ここで思い出すのは、ドリライ2016だ。ここで気付かされた「キャラクター重視」の部分が、旧テニモンに響いたのではないだろうか。

 ファーストシーズンがキャラクター重視だったかと問われたら、決して頷けない。ファーストシーズンはなにもかもが手探りで、私たち観客も、キャラクター(の格好をした人)が出てきたという現実だけで胸がいっぱいになっていた節があり、むしろ、セカンドシーズンやサードシーズンのほうが「キャラクター」を意識したつくりになっていると思う。原作が進み、ファンブックなどでの情報が充実してきた影響もあるだろう。日替わりシーンではキャラクターの内面やバックボーンなどの描写が多くなったし、キャストもキャラクターのデータを叩きこんで出てくるようになった。

 では、私たちはなぜファーストシーズンにこだわるのか。

 私にとってその理由はたったひとつ、「初めて自分の目の前に出てきたあのキャラクターたち」だから。ようは刷り込みだ。好きで好きで、でも一生出会えることがないと思っていたキャラクター(を演じてくれる男の人)が目の前にきて、運がよければ手に触れたり、駆け抜けていったあとの残り香を嗅いだりできるのだ。五感のうち味覚以外は宍戸亮を感じられるようになってしまった。ヤバイ。シャブすぎる。もう、初恋の人を訊かれたら、幼稚園で同じクラスだった男子ではなくふつうに鎌苅さんの名前を挙げてしまうレベルでシャブい。テニミュはそういう空間だった。キャラクターとキャストを混同しても意味がないと理性ではわかっているはずが、だんだんわけがわからなくなって、キャストを好きになり、彼の集大成を見るために千秋楽のチケットも欲しくなる。そして「テニモン」になる。

 それが、セカンドシーズンで物語は2周目になり、キャラクター(キャスト)が「いる」のにも慣れ、感動も少し薄れてきたような気がする。もちろん、セカンドシーズンで初めて内村や森、滝が登場したことは嬉しかったし、ファーストシーズン以上にキャラクターを理解しようと努力しているキャストも多かったと思う。しかし、「マンガから出てきたんだ!やっと会えた!」という感動は、ファーストシーズンに比べると落ち着いてしまった。(※個人の意見です。私が年を取ったせいかもしれない。)

 そしてサードシーズン。テニミュは、「原作から出てきた」ことを強く意識させるつくりに変わった。演出の上島さんは、こう語っている。

(3rdシーズンの聖ルドルフ公演冒頭で原作の絵を使用したことについて)「ほら、出てきたみたいでしょ、これが原点だよ」って、3rdシーズンでもう1回、ここが原点だと僕もお客さんもみんなで再認識する意味で使いました。

美術手帖 2016年7月号

美術手帖 2016年7月号

 

 サードシーズンのテニミュは、キャラクターが「いる」空間ではなく、「出てきた」空間。それがどことなくファーストシーズンを想起させる。だから、ファーストシーズンを追いかけていた旧テニモンたちが「テニモン」に戻っているのかもしれない。

 

 それでも私はテニモンじゃない。

 2016年の夏を終えたとき、私はこの台詞が言えるのだろうか。新しい宍戸亮キャストの画像をかたっぱしから保存しながら、ぼんやりと考えている。

「ミュージカル『ドリライの王子様』」

2.5次元 テニプリ

 ドリライが変わった。

 それに気付いたのは、不動峰の寸劇を見ているときだった。

「真剣勝負だ!」を歌い終えた彼らは、「黒猫アイドル」と猫のようなポーズ。それを見た私は、テニミュは十数年やっていていまだに私たちがこんなネタで喜ぶとでも思っているのか、ふざけるな、絶対に許さぬと怒りに震えた。

 しかしその直後、2年生による「なんで俺達がこんなことを……」「せっかく橘さんが考えたんだからちゃんとやれよ」とのやりとりが始まった。

 そう、なんとこれは、「橘さん」が「ドリライ」を盛り上げるために考えたものだったのだ。パソコンと甘いものを苦手とする「橘さん」が、「ドリライ」で人を喜ばせるために知恵を絞った結果が「黒猫アイドル」なのだ。この絶妙な外している感は橘桔平のしわざで、しかも2年生たちはそれを「ちょっとダサいかもしれない……けど、橘さんが考えたんだからやるぜ!」と信じてやっているのだ。許した。許すしかない。むしろ愛おしさすら覚えるほどだ。

 

 このとき私は、テニミュ3rdシーズンのドリライが新たな世界を生み出したことに気付いたのだった。「ミュージカル『テニスの王子様』DREAM LIVE 2016」は、「ミュージカル『ドリライの王子様』」の世界だった。

 この『ドリライの王子様』呼びには、二重かぎかっこが重要だ。『テニスの王子様』では、『ボウリングの王子様』や『ビーチバレーの王子様』、『焼肉の王子様』などの作品タイトルロゴを変更してまでの番外編回や、ゲーム『学園祭の王子様』があるが、「ミュージカル『テニスの王子様』DREAM LIVE 2016」は、そういった類のものと思われる。

 つまり、『ドリライの王子様』という、(ミュージカル)『テニスの王子様』の番外編である。

 

 これまでのドリライには明確なコンセプトがなく、単なるガラコンサートと位置づけされていただけだったように感じる。そのため、本公演に比べて、2次元(=キャラクター)よりも3次元(=キャスト)を強く意識させられることが多かった。

 しかし、今回のドリライには、「普段はテニスしてる中学生の俺らだけど、なんかドリライってやつに出ることになったぜ!会場を盛り上げたやつが勝ちだぜ!」といった雰囲気が感じられた。

 そう感じた具体的な箇所が、いくつかある。

 オープニングの新曲「DREAM」(*1)では、「夢の世界」「おいで」といった歌詞があり、現実とは一線を画した世界へ観客を誘っていた。

 「『Dream Live』って言ったら、こっから不二先輩が出てきて、どんどんカッコよくなってくんだよな!」「手塚部長のバラードもこのあたりだな」「で、他校がどんどん集まってきて、バチバチ燃えんだよな!」とドリライのシナリオを語る(*1)桃城と海堂。さらにこのあと、河村が「ライブにシナリオなんてない」と言って登場する。(過去の)ドリライのお約束を語ると同時に、この「ドリライ」を台本通りに演じているようにも見せている。

 不動峰が「せっかく横浜に来たんだから観光しに行こう」「厳しい歌の先生や、怖い踊りの先生と練習してきたよな」と言ったのも、ややメタ的ではあるが、不動峰中のキャラクターが、この「ドリライ」に練習をして臨んできていること、普段住んでいる東京からはるばる横浜まで来たことを強く意識させる構成だと感じた。 

 観月はじめが毎公演「笑いでは負けない」と強調したり、山吹のトークコーナーでは「誰々が楽屋でなにかをしていた」との話題が出たりするのも、キャストがキャラクターを演じるだけでなく、キャラクターが“キャラ”を演じるような見せ方だった。 

ドリライ」の「勇気VS意地」のラストには、亜久津が越前に殴りかかろうとする場面がある。原作とテニミュ本公演では、亜久津が越前の胸ぐらを掴むが、越前の発言によって腕を引くというシーンだ。だが、今回の「ドリライ」では、亜久津は実際に手を上げようとし、それを河村が止めた。個人的にこのシーンは最も印象的で、なぜこういった演出になったのかを考えていた。そして勝手に、【「ドリライ」なるイベントで越前と亜久津のエキシビジョンマッチがおこなわれたが、亜久津が本気になってしまい、カッとなって越前を殴ろうとした(当然、「ドリライ」の演出にはないシーン)ので、河村が慌てて止めに入った。その後の突然の暗転は、「ドリライ」スタッフの配慮で、アクシデントがあったため「青学の柱」が唐突に始まってしまった。】という解釈に落ち着いた。

 

 サードシーズンを思い返せば、青学チムライは設定こそ良かったもののライブパートで自らが作り上げた世界観を壊してしまっていた。不動峰チムライではより良くなっていたのだが、聖ルドルフと山吹は全く違う内容のチムライを展開した。まあその惜しいところがテニミュクオリティだよねなどと話していたのだが、今回のドリライはその惜しかった部分を極限まで減らし、とても良い構成になっていたと思う。

 また、キャラクターとの距離も近く感じられた。会場の規模により物理的に近かったというのもあるが、本公演やチムライでのキャラクター姿でのお見送りに、ファンが慣れたのも大きいだろう。応援の仕方が、キャラクターを強く意識させるようなものだった。(だから、「ラッキー千石」ではキャスト名をコールする声が大きかったのはもったいなかったと思う。オープニングムービーについては、ファーストシーズンから長くキャスト名を呼ぶのに慣れてしまっているので、もうあれで良いんじゃないかなあと考えている。)

 

 ネルケプランニングの松田誠氏は、ドリライの誕生を以下のように語っている。(*2)

 (本公演について)ホームページを使ってルールを周知しました。コスプレ禁止、声かけ禁止、ボード禁止。静かに見ましょう、と。みんないいお客さんですから、約束を守ってくれたのですが、それを見ていたらなんだか可哀相になって。これも不健全だと感じたので、舞台に出演している役者たちによるコンサートを始めました。ミュージカルで言うガラコンサートです。舞台を春と冬にやるとしたら秋にコンサートを開く。この時は「手塚~」「リョーマ~」と叫んでいいので、思いの丈を伝えて発散してくださいと。

 ドリライは、キャラクターの名前を叫んで良い場として生まれたという。ただ、ドリライ1stからセカンドシーズンのドリライ2014年までの間、細かい設定は見られなかったように思われる。そこを、サードシーズンでは原点の発想に戻した。

 

 今回の「ドリライ」は、キャストがキャラクターを演じ、そのキャラクターが‘キャラ’を演じる三重構造だったといえる。だから、「ミュージカル『テニスの王子様』DREAM LIVE 2016」は、「ミュージカル『ドリライの王子様』」なのだ。あれは、『ドリライの王子様』の世界だ。

 

 

(*1)テニミュ3rdシーズン初のドリライを詳細レポ、小越勇輝も「よかったよ」-コミックナタリー http:// http://natalie.mu/comic/news/187850

(*2)プレゼンター・インタビュー:松田 誠(ネルケプランニング) | Performing Arts Network Japan